大人オリジナル小説

Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.33 )
日時: 2010/01/06 16:41
名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296

〜10話〜 後編

翌日・・・

雅城が教室に入ると、騒がしかった教室が一気に静まり返った。

みんなの冷たい視線が雅城に刺さった。

えっ? 何?

一歩前に出た次の瞬間・・・

バッシャーーン!

こういうことか・・・

いわゆる“イジメ”

その様子を見て、みんな大笑いした。

拓郎 「引っかかってるし!」

紀乃 「やっぱりバカだよね。まず、隆史くんにあんなこと言うところからありえない。」

バカですけど何か?

隆史 「どうだった? びしょ濡れになってみんなに笑われる気分は・・・」

雅城 「お前・・・」

やっぱり、コイツの差し金か・・・

隆史 「俺に逆らうとこういう目に遭うんだよ。じゃあ、悠介お願いね。」

悠介 「任せて。さぁ、雅城くん、濡れていると風邪引くから着替えさせてあげる。」

雅城を押さえつけみんなの前で脱がせ始めた。

雅城 「やめろ!」

マジかよ。朝からこんなことしやがって・・・

でも、このままじゃ結構ヤバい。

結衣 「いい加減にしなさいよ!」

・・・結衣?

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みんなより少し遅めの登校です・・・

教室に入ろうとしたら、床が濡れていた。

そして、中では雅城が取り押さえられていた。

男子たちも朝から暇だね・・・

ってか、これってイジメ?

結衣 「いい加減にしなさいよ!」

隆史 「結衣ちゃんおはよう。」

結衣は隆史の目の前に立った。

改めて気持ち悪いと思います。

結衣 「これ以上、雅城に関わらないでよ!」

雅城 「結衣・・・」

隆史 「じゃあ、今日はここまでにしてあげる。結衣ちゃんの頼みなら仕方ないね。」

案外、すんなり。

紀乃 「いいじゃん、結衣の頼みなんて聞かなくても。」

隆史 「悠介、もういいよ。」

悠介 「本当にいいのかよ?」

隆史 「結衣ちゃんに頼まれたからね♪」

悠介達は雅城から離れた。

結衣 「雅城、大丈夫?」

そして教室は、いつも通りに戻った。

紀乃 「決まりね・・・」

春菜 「隆史くんは何であんな子がいいのかしら?」

紀乃 「これから、楽しくなりそう♪」