大人オリジナル小説
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? ( No.34 )
- 日時: 2010/01/06 16:51
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.php?mode=view&no=10296
〜11話〜
結衣 「昨日はごめんね。」
雅城 「俺のことなんか放っておけばいいのに。」
結衣 「何でそんなこと言うの? あたしはいつも雅城のそばにいたいの。昨日、邪魔とか言ってごめんね。」
雅城 「さっさと隆史のところへ行けばいいだろ!」
雅城に突き飛ばされた。
みんなが静まる・・・
結衣 「雅城・・・本当にごめん。許して・・・」
美奈 「どれだけ結衣に謝らせれば済むわけ?」
隆史 「結衣ちゃん、雅城なんて放っておけばいいんだよ。」
美奈 「雅城サイテー!」
結衣 「美奈、そういうこと言わないで・・・悪いのは全部あたし・・・」
美奈 「そりゃ、雅城にだって事情があるかもしれないけど・・・」
雅城 「・・・結衣と2人で話したい。」
結衣 「ちょっと待ってて。」
美奈は心配そうな目をしていた。
隣の教室で雅城と2人きり・・・
いつもなら緊張しながらも嬉しいんだけど・・・
雅城 「本当にごめん・・・」
雅城は床に跪いた。
結衣 「何で? やめてよ・・・悪いのは、あたしなんだから・・・・・・雅城が邪魔なわけないでしょ。いつも雅城を必要としてたのはあたしだった。雅城の邪魔をしてたのはあたしなのにね。」
雅城は結衣を抱きしめた。
雅城 「いつも、結衣に迷惑かけてばっかだった。さっきも結衣に助けてもらった。ずっと前に結衣は俺が守るって言ったけど、逆になっちゃったな。なんか自分に自信が持てなくなったんだよ・・・隆史は結衣にやさしくてかっこいいし何ひとつ悪いところがない。それに、結衣だって隆史といるときはいつも笑顔だった。俺はお前のことが好きだ。でも、隆史のほうが結衣を幸せにできる・・・」
結衣 「そんなことない。あたしが好きなのは雅城だけだから・・・これからも、ずっとあたしのそばにいて。」
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