15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

〜１２話〜

そのころ教室では・・・

紀乃たちが結衣をいじめる計画を立てていた。

紀乃　「女子のみんな〜集まって〜」

紀乃の周りにクラス全員の女子が全員集まる。

紀乃　「ちょっと、美奈ちゃん。こっち、来て。」

美奈　「何？」

春菜　「いいから、いいから♪」

紀乃は美奈をみんなの輪の中に入れた。

紀乃　「では、今から野中結衣をいじめる計画を立てます。」

愛美　「このごろ、あいつ調子に乗ってるよね。」

彩夏　「隆史君も何であんな子に優しくするのかな・・・」

春菜　「それに、雅城も嫌じゃない？なんか、ダサい・・・」

小雪　「そう？そんな人達はいいから、遊ぼうよ。」

紀乃　「もう３年生なんだから・・・」

紀乃は小雪に呆れながらも話を続けた。

紀乃　「じゃあ、みんな野中結衣に話しかけられても無視してね。」

美奈　「それは・・・」

紀乃　「大丈夫よ、美奈ちゃん。あたしたちがいるでしょ。」

美奈　「でも・・・」

小雪　「ちょっと、可哀想かも・・・」

紀乃　「貴方も野中結衣の味方なの？」

小雪　「別に、味方とかじゃないけど、可哀想じゃん。まぁ、紀乃の言うことなら何でも聞くから大丈夫！」

紀乃　「美奈ちゃん、野中結衣のことは絶対無視よ！」

美奈　「は、はい！」

美奈はいろいろなことが不安だった。




結衣が戻ってきた。

紀乃　「絶対に無視よ！」

結衣　「美奈、あたしね・・・」

美奈は紀乃と話し始めた。

結衣　「美奈？」