大人オリジナル小説
- Re: あたしの恋はいじめへ発展!? 11話更新 ( No.48 )
- 日時: 2009/11/06 21:02
- 名前: クッキー ◆2XwiVo0D5s
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=14632
〜13話〜
結衣 「美奈?」
紀乃 「野中さん、もう美奈ちゃんに関わらないで。」
結衣 「えっ?」
紀乃 「貴方を見ているとなんか殺したくなるのよね。」
結衣 「えっ、何?」
紀乃 「だから、死んでくれない?みんなのためにも。そして、美奈ちゃんのためにも・・・」
美奈はうつむいていた。
紀乃はカッターを片手に、結衣に迫った。
結衣 「いや・・・助けて!」
紀乃 「バイバイ・・・」
雅城が前に出ようとしたそのとき・・・
隆史 「やめろ!」
紀乃の腕からカッターを奪った。
紀乃 「どうして?どうして隆史くんは結衣のことばっかり・・・」
隆史 「そんなことないよ。みんな僕にとって大切な人だからね。紀乃ちゃんも。」
紀乃 (隆史くんにそんな風に思われていたなんて・・・)
「隆史くん・・・本当にやさしいですね。結衣ちゃん、ごめんなさいね。」
すっかり隆史に夢中になってしまった女子たち・・・
結衣 「はぁ・・・」
結衣は床に座り込んだ。
雅城 「大丈夫か?」
結衣 「安心したら力が抜けて・・・」
美奈 「結衣・・・ごめんね。」
結衣 「やっぱり、佐々木さんたちといる方がいいんでしょ?隆史くんが止めてくれなかったら、あたし、死んでた・・・」
美奈 「ごめん・・・」
結衣 「美奈のことは信じてたのに・・・」
美奈 「ごめんね・・・」
雅城 (こんなときどう声をかけてやればいいんだ?)
雅城が考えていると隆史が結衣に言った。
隆史 「そんな暗い顔してないで、ね?友達でしょ?また仲良くしていけばいいじゃん。」
美奈 「ごめんね。」
結衣 「・・・美奈」
そう言ってあたしは美奈に抱きついた。
隆史くんの言葉のひとつひとつが妙に説得力?あるっていうの?何か分かんないけど隆史くんってすごい・・・
自然になれる感じ?がする・・・
隆史 「仲直り出来てよかったね♪」
それに、この笑顔・・・悪くないかも・・・
明日、別荘に行くのどうしようかな・・・