大人オリジナル小説

Re: あたしの恋はいじめへ発展!?  14話更新 ( No.58 )
日時: 2009/09/19 13:11
名前: クッキー ◆KStvGGAJZg

〜15話〜

隆史くんに別荘のことを断って、もう放課後に・・・

美奈とは方向が違っていつも校門を出るまでしか一緒に帰れません・・・

それに今日は部活の後の生徒会で帰るのが遅くなってしまいました。

生徒会長が隆史くんで、男子の副会長が雅城、女子の副会長があたし。それに会計の佐々木紀乃・・・その他は2年生なのです。

紀乃 「暗くなってきたよぉ・・・紀乃、怖ぁい。隆史くん、一緒に帰ろぉ♪」

佐々木紀乃、猛アピール中・・・

そんな中でも、

隆史 「結衣ちゃん、送っていくよ。」

とたんに紀乃の形相が変わった。

紀乃 「結衣ちゃんには雅城くんがいるじゃない!何で、隆史くんを奪おうとするの!?」

巻き込まれたくないな・・・

雅城 「結衣、そいつらの邪魔しちゃ悪いから早く帰るぞ。」

結衣 「う、うん・・・」

隆史 「あぁ、結衣ちゃん・・・」

紀乃 「では、さようなら♪」

結衣 「さ、さようなら・・・」

今日は、あんなことがあったからなるべく雅城と2人きりは避けたかったのに。

雅城 「・・・暗いから離れるんじゃねぇぞ。」

少し後ろを歩いているあたしに向かって手を出した。

結衣 「えっ・・・」

あたしが、躊躇すると・・・

雅城 「・・・そんなに嫌か?俺のこと。」

結衣 「いや、そういうわけじゃないけど・・・」

雅城 「やっぱり俺らが、こういう関係になるのはダメだったみたいだな。それに、二股かけてんじゃねぇよ!」

今日の雅城はマイナス思考&怒り気味・・・

結衣 「えっ?何?あたし、そんなことしてないよ。」

雅城 「隆史を好きになればよかったとか、隆史のことが、かっこいいとか・・・俺だって傷ついてること分かんないだろ?」

結衣 「ごめんね。ひどいこと言って傷つけたことは謝る。でも、雅城も本気にするなんてどうかしてるよ。あたしのこと信じてくれてないの?」

雅城 「・・・信じてるよ。」

結衣 「あたしも、もちろん雅城のこと信じてるからね。」

雅城 「そういえば、明日、行くの?」

結衣 「どこに?」

雅城 「あの・・・隆史のところに・・・」

結衣 「行くわけないじゃん。」

雅城 「そっか・・・じゃあ、俺らも行く?」

結衣 「どこに?」

雅城 「結衣の好きなところ。」

結衣 「う〜ん・・・海!雅城と海に行きたい!」

心配そうに聞いてきた雅城の顔も明るくなった。

雅城 「明日、迎えに行くから。」

結衣 「うん、分かった。バイバイ♪」

雅城 「じゃあな。」

早く、明日になってほしいなぁ・・・