大人オリジナル小説

Re: あたしの恋はいじめへ発展!?  17話更新 ( No.69 )
日時: 2009/11/21 14:55
名前: クッキー

〜18話〜

雅城 「貴方さぁ、どういうつもりで人の彼女に触ってるわけ?」

結衣 「えっ?」

この質問に首を傾げるミイラさん。無理もないけど・・・

ミイラ 「こちらも仕事でして・・・」

お化け役の人が雅城におびえてる!?

こんな客、滅多にいや、絶対いないでしょうねぇ・・・

雅城 「これ以上、結衣に何かしたらこの包帯全部解きますよ?」

ミイラ 「あぁ、それは困りますねぇ。・・・で、では、前へお進みください。」

雅城 「行くぞ。」

結衣 「本当にすみませんでした。」

ミイラさんに小声で謝った。

ミイラ 「いい彼氏さんですね。」

ミイラさんは優しかった。






俊哉 「よく、泣かずに帰って来たな。」

雅城 「お前と一緒にすんな!」

美奈 「結衣、お化け屋敷って大丈夫だっけ?心配したよ。」

いっつも、泣くあたしが泣いていなくて不思議な顔をしている美奈。

結衣 「大丈夫だよ。雅城が守ってくれたから。」

美奈 「へぇ〜・・・雅城がそんなに大人になったんだね。それに比べて・・・」

俊哉 「いいの。しょうがないでしょ?よし、次だ、次、行こう!」

その後、みんなでジェットコースターに乗った。

俊哉くん、ジェットコースターもダメらしい。

美奈と俊哉くんって結構、相性いいのかも!?

そんなこと考えてたらあたしまで嬉しくなってきた。

雅城 「何、妄想してんだよ?」

結衣 「はぁ?妄想なんてしてなし!」

雅城 「・・・あいつら、お似合いだな。」

前を歩く美奈と俊哉くんを見て雅城が言った。

結衣 「ふふっ、そうだね。」

あたしたちもそんな風に思われたいな・・・なんてね。





雅城・・・

貴方のことが、いつもより素敵に見えました。

貴方の後ろ姿が、いつもより男らしく見えました。

今、貴方の差し出してくれた手。

この手をいつまでも握っていられる私は幸せです。

これからも、ずーっと一緒だよね。