大人オリジナル小説

Re: 『天国チャット』『地獄チャット』 ( No.35 )
日時: 2010/02/22 18:15
名前: ☆名無しのごんべぇ☆ ◆lPl8k0nay2

『第十五話』______

次の日私が『天国チャット』の『ルーム30』へ行くと『あいつ』は既にいた。

『15人』の仲間を連れて・・・・・。

私はため息をつきながら『一時アク禁』『人数制限ロック』『退出制限ロック』をクリックした。

とたんに『15人』の仲間達はどこかえと消えてしまった。

『一時アク禁』は『3日』つづく。

『人数制限ロック』『退出制限ロック』は管理人が『退出』するまで。

これで『あいつ』と私だけになった。『一対一』の対決が始まった。

天使ちゃん:なんで!なんでみんないないの!
天国地獄人:私がやった。
天使ちゃん:なによ!私がなんで憎いの!可愛いから?
天国地獄人:ばっかじゃねーの?可愛くないし。むしろキモイ。
天使ちゃん:可愛いもん!可愛すぎて鏡が割れちゃうよ!
天国地獄人:キモイから鏡が割れるんだよ。
天使ちゃん:黙ってよ!可愛さになんの恨みがあるの?

可愛い、可愛いって本当にキモイ。死んで欲しい。自殺希望。

私はあれこれしながら耳にも注意していた。

私はこっそり『あいつ』の部屋に忍び込み――

―――『盗聴器』を仕掛けてきた。

補聴器をつけているので『あいつ』の声が聞こえる。

私は会話が聞き取りやすい『PCの画面左上』に仕掛けてきた。

今まさに『あいつ』が文句をぶちかましていた。

『・・・なによ・・ムカつく死んじゃえばいいのに』

ヒャハ☆死んじゃえばいいのにだってぇ?

・・・・・そっちが死ねよ。クズが。

対決を始めて30分が経過したころついに『あいつ』が泣き始めた。

『うえっ・・・・・ひっぐ・・・・・。』

この対決は私の『勝ち』ね☆

『泣くならやめるよ☆じゃァね☆』と言って私は退出した。

サイコーの気分だった。清々しい気分♪

まァ私が『勝った』しいっか!

私はまた『復讐への階段』を一歩上り始めた。

『第十五話』______