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『第十六話』______

私は時計をジ―――――ット眺めていた。

遅い。遅すぎる。『悪魔様』が『地獄ルーム』へ来ない。

『いじめ完了報告』をしようと思ったのに。かれこれ『１時間』が経過した。

今日おかしいんじゃない？だって『死神くん』もいないんだよ！

『地獄ルーム』に住み着いてるやつが！なんでいないの？

そのとき・・・・・ピーンポーン、ピーンポーン。

ったくもう！誰よ！こんなときに！

「ハーイ。・・・・・どちら様ですか？」

そこには見たこともない私と同い年ぐらいの男の子と15､6歳の男の人が立っていた。

「あっオレだよ♪オレ♪」

・・・・・姿を見せたバージョンオレオレ詐欺？

「あ〜やっぱわかんねぇか？オレだよ『貝茄　龍之助』」

「オレは『地獄ルーム』にいるおなじみの『死神くん』」

・・・・・ふゥんそうなんだってえぇ―――――――――!!!!!!

「うそでしょ！ありえない！」

「うそじゃない。ありえる。」

「だな。うん」

「ってことでお邪魔しマース♪」

「ちーっす」

そう言い２人は私の家へあがりこんできた。

・・・・・・・・ってありえないことすなー！

私は２人を追いかけて家へ入った。

『第十六話』＿＿＿＿＿＿