大人オリジナル小説

Re: 『天国チャット』『地獄チャット』 ( No.66 )
日時: 2010/04/14 19:14
名前: ☆名無しのごんべぇ☆ ◆lPl8k0nay2

『第二十一話』______

舞台袖に立っている私と『あいつ』。

その他は『霧雨 瞬』『片山 光信』『綾部 裕介』だ。

連続で生徒会立候補をしている。ちなみに全員絶対に受かる。

「それでは生徒会立候補者の皆さんどうぞ!」

ボっ―――っとしていると呼ばれたので少し慌てながらも舞台上に。

「では、これより生徒会立候補者演説を行います。」

「僕は生徒会会長に立候補した『霧雨 瞬』です。」

演説はたんたんと進んで私の番。

「私は生徒会副会長に立候補した『北光 春菜』です。」

「私は1,2学期まで登校拒否をしていました。」

『登校拒否』。その言葉が出た瞬間みんながザワザワと騒いだ。

「でも、ある友達のおかげで私はまた学校に通うことが出来ました。」

演説を進めていると自信が持て自然と笑顔になった。

そして終わると以外に1番大きな拍手が起こった。嬉しかった。

『あいつ』は恥ずかしいことに声が裏返り、カミカミな演説をした。もちろん拍手はすくない。

演説が終わって教室に帰ると、

「あ、あんたの演説なんてサイテーなんでちから!」

・・・・・あ、あぁ〜やっぱぶりっ子入ってるし。

「ふゥんあっそ。今のうちだと思うよそんなこと言えんの。」

『あいつ』は悔しそぉうに席に戻った。

投票結果は今日の放課後。私はそのあいだ身を潜めていることに。

『5:00』。時計をチェックして飛び出した。

職員室前。私は静かに結果を見た。

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生徒会選挙結果

『第二十一話』______