大人オリジナル小説

Re: 『天国チャット』『地獄チャット』 ( No.70 )
日時: 2010/04/27 18:52
名前: ☆名無しのごんべぇ☆ ◆lPl8k0nay2

『第二十四話』______

「今回の会議はそろそろ近づいてきた文化祭についてだ。」

『文化祭』.....。私、そんな時期まで登校拒否してたんだ・・・。

「出し物はクラス、部活、委員会に分かれて行う。」

「あの、飛塚さん。3つもいっぺんにどうやって行うんですか?」

「あぁ、各生徒は選択できるんだよ。クラス、部活、委員会どの出し物に参加するか。」

「ありがとうございます。」

「それから出し物は舞台演技、クラス発表、屋台に限る。」

「生徒会は準備に忙しいけど屋台を出すことになっているんだよ♪」

「なんのですか?」

「チョコバナナだよ。ブス。」

さっと横を見るとケータイをいじりながらこっちを見ている男が一名。

「だまってください。そういえば生徒会顧問の先生は?」

「いないよぉ〜。」

前を見ると目をコスって眠そうな顔を浮かべている男が一名。

「おはようございます。ユウくん♪」

「おはよぉ〜。あ、文化祭?纏めとくね。」

と、言い紙と鉛筆を持ち出してサラサラと書いてゆく。

「ボク、眠りが浅いから話はだいたい頭に入っているんだ。」

わざわざ説明までされてしまった。にしてもすごいな。

「文化祭参加については各生徒に聞く。クラスで紙を配ってかいてもらえよ。」

「「ハ―――――イ」」

「じゃあ解散!」

『第二十四話』______