大人オリジナル小説
- Re: 『天国チャット』『地獄チャット』オリキャラ募集! ( No.96 )
- 日時: 2010/05/26 18:01
- 名前: ☆名無しのごんべぇ☆ ◆lPl8k0nay2
『第三十話』______
「せ、仙!」
「っち!何だテメー?俺らとやろうってのか?」
「おぉコワwww」
仙はかなりふざけてる。私は早く助けて欲しかった。
手首をずっと掴まれていたので正直痛いし。
「やっちまえ!」
男達が仙に飛び掛った。私は自由になったが恐怖で体が動かなかった。
私の目の前は早送りのように時間がすすんだかもしれない。
いや。違うんだ。仙があっとゆうまに男達を片付けてしまったんだ。
「もっとこいよ、外道野郎。」
そういって仙はつばを吐きまた構えた。
「くっそ。おい!逃げるぞ!」
そういって男達はくやしそうに逃げていった。
「っち、逃げ足だけは速いんだな。」
私は泣く気がまったくなかったのに恐怖からか涙がポロポロでてきた。
「おい、春菜。大丈夫か?って、うわっ!」
私は仙の胸にすがってまるで子供のように泣き出した。
「ふぇん・・・・。怖かったよぅ・・・。」
「よしよし。もう、あいつらはいないからな。」
仙の胸は暖かくて優しかった。まるで私を包み込むように抱っこしてくれた。
この歳になって抱っこは恥ずかしかったがしかたがなかった。
だって私がいつの間にか眠り込んで仙の胸にしがみついていたから。
気がつくと私は自分の部屋のベットに寝かされていた。
『第三十話』______
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