大人オリジナル小説

鬱少女と闇少女 ( No.88 )
日時: 2010/05/15 18:47
名前: 黒紅葉 ◆uB8b1./DVc

 体が,重い。
 気分も,重い。
 まるで千キロの重りを引き摺っている様な……。


 私がどんなに明るく振舞っても,状況は良くならない。なら,明るく振舞うのは無駄骨じゃないか?
 だとしたら大変,静かにしてなくちゃ。これ以上憂欝な気分になってたまるものですか。


 その時仲の良い友達二人に言われた。「鬱?」


 笑顔で言った。「うん!」
 鬱でも明るく言う事くらいできる。ただ,目が死んでるだけで。



「私達もそうだよ」
「え,そうなの?」
「どっちかっていうと,闇かなあ」
「へぇー,意外」
「意外ってなんじゃこらコノヤロウ」
「きゃーお助けー」



 鬱と闇が光を振りまきながらじゃれあう。
 絶望しか生まないのに。



+




黒紅葉 は 疲れ で 眠ってしまったようだ!▼
 →放っておく
 →毛布をかける
 →刃物を手元に置いておく


→放っておく
死亡フラグ


→毛布をかける
絶望後死亡フラグ


→手元に刃物をおく
血祭り後死亡フラグ



フラグだけなのでご安心を。
そこまで軽々しく死にたいなんて思いませんて。今は、の話ですけど。