大人オリジナル小説
- どうしたら私は。 ( No.90 )
- 日時: 2010/05/17 20:50
- 名前: 黒紅葉 ◆uB8b1./DVc
小さくつけられた心の傷にばいきんが入りました。
傷口からばいきんが入った所為で,私は病にかかりました。
傷をつけないと落ち着かない病です。
何かに触れてないと癇癪を起こすとかならどれだけ良かった事か。
私は爪を伸ばし,刃物を持ち歩き,絆創膏をいつも持って,傷をつけられるようにするようになりました。
ある日私は異常(アブノーマル)な恋に落ちました。
女の子に恋をしてしまいました。
私も立派な女の子なのにおかしいですか。
もしかしたら男の子に虐められたからでしょうか。
女の子に助けられたからでしょうか。
だけども私にとっての救世主(メシア)な彼女は交通事故で死にました。
あっけない死でした。強い彼女は脆い体をしてました。
彼女に似た人を好きになりました。面影を重ねている私は罪ですか。
好きになった彼女に傷をつけたところを撫でられると安心します。何故だかすごく安心します。
彼女は傷を見て苦笑します。そして優しく撫でてくれます。
彼女しか見えなくなる私は同性愛者(レズビアン)ですか。
異常でも良いんです。
生きてさえいるのであれば。
脆い体を抱きしめて私は眠りにつきました。
中々覚めない,長い長い眠りでした。
+++++
どう解釈するかは貴方次第。
私的には百と言う意味を込めたつもりです。少なくとも,三十。
いちいち言い回しが分かりづらくてすみません。
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