大人オリジナル小説

Re: ワタシのイキル意味 ( No.16 )
日時: 2010/11/03 19:37
名前: 発戸

十三話[彩加と百音]

〜あすか視線〜

小柳達が百音を苛めてる。
昔も今も変わらなかった小柳達。
アイツらは本当に低能だな・・・。

彩加の時もそうだったもんな。
苛めるだけ苛めといて――――――――――・・・。
あたしは百音と彩加を重ねてたかもしれないな
そう思いながら一人で切なくなる。
授業中チラッと百音の方を見ると真剣に授業を受けて居た。
―――――――――まじめだなぁ

あたしはその後に百音をケーキ屋に誘うことにした。
すると嬉しそうな顔をしていた。
すげー幸せな気分。
百音を見ると彩加が頭から離れない。
まだアイツの事思ってるのか・・・。
今度墓参りにでも行ってやろうかな?

昼食になり、一緒に食べようと誘おうとしたところ百音が「あすかー」って言いながらあたしのところに来た。
『ん?どうした?』
「ちょっと用事があるから―――」
『ああいいよ。じゃぁ用事頑張れ』
馬鹿みたいなこと言って見送った。
百音が居ない教室はつまらない。
一人で自動販売機で買ったいちごオレを飲んでいた―――――・・・。