大人オリジナル小説
- Re: い じ め ―涙― ( No.16 )
- 日時: 2010/11/20 17:44
- 名前: マィ
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.cgi?mode=form
第7話
「私だよ…風李様…」
美亜が風李に言った。
風李の表情は変わった。
「へぇ〜
いい度胸じゃない
私に反抗するなんて
あんた、いじめられたいの?」
「もう…
見てられません!!!
こんなくだらない
いじめなんか…
やめてください!!!」
「はぁ?
なに逆らってんの?
もう決めた。
美亜をいじめる。」
「やれるもんなら
やってみてよ!」
「この私に2度も逆らったわねー。
あんたはとっておきの
やり方で
いじめてあげる」
「・・・」
「みんな!
美亜を抑えて!
こいつは掃除用具の中でも
閉じ込めておきな!」
「かしこまりました。」
ガシ!!
風李の命令で
澪は閉じ込め、
美亜を抑えた。
ぐい!
風李が美亜の
襟を持ち上げた。
「テメー
生意気な奴め。
逆らった罰よ。
あんたには・・・
死んでもらう。」
「え…」
「あんたは
あのクズ女と同様に
生きる価値がない!
あいつはまだ
楽しみにとっておくけど
あんたは生かしておいても
邪魔なだけ。
死んだ方が
よっぽどマシよ!」
「ま…待ってよ…」
「こいつをプールに連れて行って!」
「かしこまりました。」
「まって…
待ってよ…!」
「口をふさいで!
うるさいわ!」
「ッ!!!」
円佳が美亜の口をふさいだ。
そのまま・・・
プールに連れて行かれた。
ドン!
「あんたは…
最後の最後まで
苦しませてやる。
逃げないように
抑えるのよ。」
美亜は6人に抑えられた。
風李は
美亜の髪を引っ張り、
プールの中に
顔を突っ込ませた。
ドバン!!
ブクブク―――
「ッ!!!」
(息が…
息ができない…!)
美亜は息ができず
もがき始めた。
「もっと苦しめよ!」
ブクブク―――
アーーーーーハハハハハハハハ!!!
「自業自得〜!」
「ほら!
早く死ねよ!」
(苦しい…!
もう…
無理だ…)
もうダメかと思ったその時!
ぐい!
誰かが美亜を引き上げた。
美亜は命を取り留めた。
「ゲホ!ゲホッ!」
「…は?
誰よ!
勝手に引き上げたのは!」
「風李様。
これ以上
いじめないで下さい」
「…はぁ?」
引き上げたのは・・・・
美亜を押さえていた
女子全員だった・・・
―つづく―