大人オリジナル小説

Re: い じ め ―壊れかけた友情― ( No.11 )
日時: 2011/01/01 23:58
名前: マィ ◆65BsDzCxQs
参照: あけおめ〜^^今年もョロッ^^

○。第2章。○ ―新しいクラス―

     (…よし…勇気を出して…)

        ガラガラー

   崔羅は1−1教室に足を踏み入れた。

      ガヤガヤ―

       教室はざわついていた。

     誰も私の事を見向きもしない。

    それはそうだろう・・・。

      私の事を知ってる人は一人もいないのだから。

    私は自分の名前がはってある所に座った。

      ・・・崔羅以外はみんな、

          友達としゃべっている。

       誰一人余らず・・・。


      (ど…どうしよ…

         早く友達作らなきゃ…

       一人ぼっちになる…)

      ・・・だが・・・

     崔羅にはそんな勇気はなかった・・・。

      +*+*+*+*

      一方、1−2の真苗の方は・・・

      ガラガラー

     (うわ〜知らない子ばっか〜!)

     真苗は、まず席に座った。

        アハハハ!

   すると、真苗の近くで2人の女子が話していた。

    (…よ…よし!勇気を出して!)

      「ね…ねぇ!

   …一緒にしゃべってもいいかな?」

     (…心臓がバクバクする…)

    「…うん!いいよ!

      こっちおいで!」

      「あ…ありがとう!」

    (よ…良かった…)

   「あなた、名前なんていうの?」

     女子の1人がしゃべりかけてきた。

   「あっ!私、北野真苗と言います。

      よ…よろしくね」

    「よろしく!北野さん!

     私は福永眞由よ」

       「ウチは尾木花恵!

     仲良くしよう!北野さん!」

    「うん!ありがとう!」

   「北野さん、これからは

       私達と一緒にいようよ!」

      眞由がしゃべりかけた。

    「え…?いいの…?」

   「もちろん!

     うちらはもう、友達だよ!」

    花恵が言った。

     「ありがとう!福永さん!尾木さん!」

    アハハハ!!

     (良かった〜!

     これから学校生活…楽しくなりそう!

      崔羅は…大丈夫かな…?)
























  ・・・真苗は友達ができたものの・・・

    崔羅は声もかけられずにいた・・・。

   友達が作れない…と、焦ってる間にも・・・





















     ・・・悲劇は始まっていた___。


―第2章 END―