大人オリジナル小説
- Re: い じ め ―壊れかけた友情― ( No.31 )
- 日時: 2011/01/05 00:55
- 名前: マィ ◆65BsDzCxQs
- 参照: ワク━━━+*((o(☆≧∀●☆)o))+*━━━ワク
○。第7章。○ ―真苗の裏切り― +*真苗目線+*
キーンコーンカーンコーン
一時間目の終わりの
チャイムが鳴った(とばしてゴメンっちょ><)
「福永さん、尾木さん、私、
ちょっと用があるから!ゴメンネ!」
「うん!分かったー!」
真苗は1組の教室に向かった
ガラガラ―
「失礼しまーす」
ガヤガヤ
教室がうるさかったので
真苗が入ったことは目立たなかった
「崔羅!!!」
「あ…真苗…!」
「おまたせ〜」
…すると…
「あら?あれは誰かしら」
亜那の発言でクラス全員が崔羅と真苗を見た
…シーン
教室が静まり崔羅達に注目した
「…え…?あ…入っちゃいけない感じ?
なんか…ごめんなさい
崔羅…私帰るね」
「え…?そんな…」
「ゴメンネ!っじゃ…」
そういうと真苗はすぐに戻っていった
(な…なんなの…
あのクラス…入ったら注目されたし…)
「ちょっといいかしら」
後ろから声が聞こえた
それと同時に真苗が後ろを振り向く…と
そこには亜那達のグループがいた
ガシッ!
「…え?」
舞華と梨伊菜が真苗の腕を抑え、
そのまま準備室に連れ去られた
「何するんですか!」
「あなた、大石さんと知り合いなの?」
「知り合いもなにも…友達です」
「友達ですか……クス。
これ以上あの人に近づかないでくださる?」
「え…?ど…どうして?」
「ここまで言っても理解できないのかしら?
…あの人は…クラスの生贄だからよ」
亜那の言葉に一瞬息がとまる真苗
真苗は亜那がだんだん怖くなっていった
怖くなり逃げたくなる真苗…
…だが両腕を抑えられ動くことができなかった…
「い…生贄…」
やっとのことで口にする真苗
「クス…そうよ。
あなたがあの人を裏切れば…
あなたにはもう関わらないわ…
…でも…これでもまだ友達を続けるのならば…
ぐい・・・
亜那は真苗の髪をわしづかみにする…
「え…」
あの人ではなく…あなたを虐めるわ…」
「そ…そんな…」
「さぁ…どっち?」
(崔羅は…私の幼馴染…
助けて当然……でも…
やっと友達ができたんだもの…
…楽しい学校生活…
今、壊されてたまるか!!!)
「私…崔羅なんか友達じゃない…
…これからは一緒に登下校しないし…
しゃべらない…遊ばない…
1組にも来ない!」
真苗は己を守る方を選んだ・・・
その言葉に満足した亜那は…
「クス…分かったわ…
約束どおり…
…あなたとは関わらないわ…
さて…行きましょう、みなさん」
そういうと亜那達は準備室から出て行った
「…これで…良かったんだ…
もう…崔羅とは関わらない…
ずっと…2組にいよう…」
・・・こうして・・・
真苗は崔羅を裏切った___。
「これであんたはもう…
一人ぼっちよ___。」
―第7章 END―