大人オリジナル小説
- Re: い じ め ―壊れかけた友情― ( No.36 )
- 日時: 2011/01/05 00:59
- 名前: マィ ◆65BsDzCxQs
- 参照: ワク━━━+*((o(☆≧∀●☆)o))+*━━━ワク
○。第8章。○ ―1人ぼっちの崔羅―
ガラガラ―
亜那が教室に戻ってきた
一目散に崔羅の所へ近づき、こう言った
「生贄さん、これであなたはもう…
一人ぼっちよ」
「え…?どういう意味ですか…」
クスクス・・・
とりまき達が笑う
「さっき来た子が…あなたを裏切ったわ。」
「え…?真苗が…?」
「あの子は…友達のあんたよりも…
私の方を選んだわ。…いいきみ。
…これであなたはもう…一人ぼっちよ」
「嘘……酷い!!!最低!!!
どうしてそんなことするのよ!
友達まで…虐めないでよ!!!」
ぐい!「ちょっと!なにするのよ!離しなさい!」
「あんたは最低だ!最低最低最低!!!」
怒りに狂った崔羅は亜那の襟を掴んだ
「おい!生贄のくせに亜那様に触るな!」
「離せよ!汚い手で触るな!」
「あんたが亜那様としゃべる権利なんかないんだよ!」
「亜那様が汚れるじゃん!」
とりまき達が崔羅の手を離す
4人の力で崔羅はあっさり離れてしまった・・・
亜那は今の崔羅の抵抗で激怒・・・
「もう怒ったわ…
そいつを抑えるのよ!!!」
ガシッ!
そしてそのまま、崔羅は抑えられた
4人に抑えられ、びくとも動かない
「右手を出して!今から痛い目にあわせてあげるから」
「嫌!!!離してよ!離して!!」
崔羅の声に全く聞く耳を持たない
「諒輔、針準備して」
「俺も手伝うぜ。楽しそうだし」
「本気でやって頂戴」
すると長針を何本か持ってきて、
それを崔羅の右手に・・・
「今から地獄を味あわせてあげるわ。
私にはむかったこと、後悔することね
…さぁーやりなさい!」
グサッ!グサッ!グサッ!
「痛いよ―――!やめて―――!」
「え?なんだって?もっとやれって?」
「ち…違…!「もっとやろーぜー!」
グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!
「どうせなら左手もやっちゃおー!」
グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!
崔羅の両手は血だらけになっていく・・・
体全身に痛みがまわってくる・・・
暴れるが、抑えられているため動けない
無駄な力を使ってるのと一緒だ
「暴れるなよ!」
「もっと酷くしてもいいの?」
「・・・・・!」
崔羅は抵抗をやめた
キャハハハハハハハハハハハハ!!!
「ざまぁ〜みろ!」
「亜那様に逆らうから
こんなことになるんだよ!」
「もういいわ。やめ!」
亜那の声で痛みがとまった
「これ以上するとおもちゃが壊れてしまうわ
まだまだ楽しみにとっておきましょう」
「はい!!!」
「これで分かったでしょ?
私に逆らえば逆らうほど…
虐めは過酷になるんだって」
「…は…はぃ…」
「フフフ…アーハハハハハハ!」
…崔羅は…
亜那のおもちゃになってしまった___。
―第8章 END―