大人オリジナル小説

Re: い じ め ―壊れかけた友情― ( No.83 )
日時: 2011/05/15 10:52
名前: マィ ◆65BsDzCxQs
参照: 超超超超お久っっっ!!!!!

○。第15章。○―抑えきれない感情―


   「今…アンタなんて言った…」


     亜那がキレ気味で…崔羅を鋭い目つきで捕えた。


   「聞こえなかったんだ。アンタは頼らないと何にもできないって言ったの。事実でしょ?」


     「何ですって〜〜〜〜〜!!!!!」


  亜那は火に油を注いだ勢い。


   亜那はすぐに行動をとった…が…


     「あんた達!早く!捕まえて!」


    「・・・・・」


     周りの女子達は皆止まっている。

   これ以上抵抗不可能かのように。


     亜那と同じグループの羅伊奈達も黙っている。


   「羅伊奈!凛!舞華!美菜穂!あんた達まで背くわけ!」

     4人は怯えている。

      「もういいわよ!覚えときなさい!」

    「あ…亜那様…」


     すると亜那は近くに置いてあった野球のバッドを手に持った。

    そして…それを崔羅に向かって思いっきり振り上げた!!!


     …とその時!!!


   「―――――――――――!!!!!」


         亜那が振り上げたバッドを誰かが阻止した。


        女子達は当然違う。4人でもない。


      亜那が阻止された方の手を見る。


      「りょ…諒輔…?」


       なんと亜那の味方だった諒輔だった。


    その後ろには男子も全員いた。

      「もうやめろ」


      ギギギギギギギッッ・・・


     「離して!諒輔も逆らう気?」


       バコン―――!!!


     やはり男子の力は強かった。

       諒輔の力で簡単に亜那から離れた。


     「見苦しいなー。渡部は」


      「あきねぇの?こんなことして」


    バコン―――!!!!!


       それと同時に崔羅も鉄パイプを投げ捨てた。

    「…どうして…














    …私をいじめたの…?」




       崔羅が言った。

―第15章 END―