大人オリジナル小説
- Re: こんな私をどうぞ笑って ( No.5 )
- 日時: 2011/09/11 20:32
- 名前: 臨
〜2話〜SIDE HIYORI〜
急に現れた男の子
綺麗な男の子で目を奪われる
けどこの状況に一気に引き戻される
「あー、そこの可愛らしい二人組と
かっこいい男の方、マジで先生来るよ」
「えっと誰ですかぁ?」
「なんかかっこいいー」
「そんなのどうでもいいから逃げっぞ!」
山野先輩は市松さんと島根さんを引っ張って逃げていった
何で、助けたんだろう
それとも本当に先生が来るからあの人たちを逃がしたのかな
そんな考えが頭のなかでまわる
「なぁ」
急にかけられた言葉
何を言われるか不安だけどそっちを見る
「何ですか・・・?」
「虐められときながら強い瞳してんね」
「虐められたくなんて・・・ないですから」
「そりゃそだ」
けらけらと笑う彼は立っていた場所に座り込む
ちなみにいっておくとここは学校東校舎の裏だ
あまり人はこない
じゃあ何故ここに来たんだろう
それにこの人・・・・・ここの制服着てない・・・違う制服だ
「あの・・・貴方誰ですか?」
「べっつにー、通りすがり」
「ここ学校ですよ」
「そりゃそっか」
またけらけらと笑い、
彼は持っていたと思われる棒つき飴を口に含んだ
【救世主は変な人】
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