大人オリジナル小説

Re: 私…何かした…?―悪夢のクラス― ( No.4 )
日時: 2011/08/25 12:58
名前: マィヵ ◆UbQztIuXpw
参照: ━モウダメポ━(☆´д`)━(゜Д゜〃)━ハウハウ━

003。。。超ヤンキー 竜。。。

私と穂菜美が悩んでいるとき、「ドン!」と大きい音がした。
それは男子の方だった。

「おい。今なんつった?」

そう、怖い目をして言うのは…
学校一の超ヤンキー。奥羽竜。
竜は金髪で喧嘩も一番強いらしく誰も逆らえない。
竜のせいでD組は派手に荒れているのだ。
今の大きい音は竜が机を蹴った音だった。

「ご…ごめんなさい…」
「あ゛?テメー奴隷のくせに…口答えすんじゃねぇよ!!!」

藍花に強い暴言を吐く竜。女子にもお構いなしだ。
周りの女子はクスクスと笑っている。
一部は見て見ぬふり。一部は何も気にせず知らんぷりをしている。
由愛と穂菜美も…怖く、見て見ぬふりをした。
藍花は段々と涙を流していた。
相当竜が怖いのだろう。
泣くのに気づいた竜は藍花を突き飛ばした。

「ドン!」 「いっ!」

藍花の襟を持ち上げた。

「泣き虫め。これで終わりだと思うなよな!!!」
「自業自得。」
「気色悪。」
「キモ。」

口々に痛い男子の言葉が胸に突き刺さる。
藍花はたまらず男子を避け、走って教室を出て行った。

「あ〜あ、逃〜げた」
「これでまた、一週間延長」
「竜怖ぇ〜www」

そういうのは竜の連れの
阿田拓真。松木裕也。嶋崎恭亮だ。
奴隷になるのは一ヶ月。逃げたり、逆らったりすると一週間伸びるらしい。

「あいつが勝手に逃げただけだろ?」
「だよな〜!」
「ギャハハハハハハ!!!」

すると、由愛は竜と目が合ってしまった。

「あ゛?なんだテメー。文句あんのか!」
「あ…いえ…違います…」
【こ…怖い!!!】

【あいつも狙おうか】

竜はそのまま教室を出て行った。
その他3人と。
竜が出るとまた教室はざわめきだした。
いつもと一緒…。何も変わらない。

「由愛…怖いよ…あの人たち…」
「う…うん…」

由愛はまだ固まっていた。
周りはいつもと一緒だ。
。。。でも。。。
何かが迫ってくる感じがする。
なにかが。。。


















そのなにかが。。。私にはわからなかった。。。

つづく。。。