大人オリジナル小説

Re: She threw away heart〜コメキャラ募集中〜 ( No.8 )
日時: 2011/02/19 23:09
名前: るーく ◆o5hVdP/m1g

第4話『She came to our school about three weeks ago.』
3週間前のことだった。転校生がうちのクラスにやって来た。
「転校生を紹介するよ。風月さん、入って。」
「風月 春です。」
見た感じ、冷たい感じの子だった。
その時はまだ、私は虐められていて、彼女も私を虐めた。

「あ、春?この子ね、鴨志田美穂っていうの^^
 私のパパは会社の社長なんだけど、こいつの父親がパパに逆らったから虐めてんの^^
 春も虐めてよ^^」
「バカみたい… でも楽しそうだし…
 第一この女の父親は私の父の会社つぶそうとしてつぶしかけたし…
 だから、懺悔させる意味でも入れて?」
「OK!!!今日から仲間よ!キャハハハハ!!」

そういえば、まだあの女が芝奈保子の味方をしている…

呼び出すか。


屋上
「何、用って?」
「あなたには私の父が申し訳ないことをしたわ。謝る。でもね、私の父は死んだの!!!」
「えっ!?」
冷淡な春が驚いた。春には実は伝えてなかった。
「あなたの仲間の芝奈保子の所為で死んだの。
 ここに写真があるわ。この写真を見ると私は思い出して暴走してしまうんだけど、
 あなたは特別。」
春は写真を見た。それは、首を吊って死んでいる、美穂の父親だった。
「あの女の… あの女の… あの女の所為で…
 私の父親は死んだのよ! 荒れた所為でアルコール依存症になったのよ!
 アルコール依存症にかかった所為で私は虐待を受けたの!
 あの痛みをあの女は知らないわ!
 息の根を自らの手で止めてやる!! あの苦痛を倍にして返してやる!!!」
そう騒いだ後、私は倒れた。

保健室に運ばれて寝ていた私の視界に最初に入って来たのはあの津田沼佳奈と、風月春だった。
「大丈夫、美穂?あなた、ひとしきり騒いだ後倒れたのよ。」
「え、あの写真は?」
「ちゃんとあんたの制服の内ポケットに入ってる。」
「そう、良かった。」

「鴨志田さん。」
「風月さん、何?」
「あのさ、あなたたち、奈保子のこと虐めてるんでしょ?私も協力する。
 あと… あなたたちのこと美穂とか佳奈でよんでいい?春って呼んでいいから…」
「「…うん!」」

こうして、風月春が仲間になった。