大人オリジナル小説
- Re: She threw away heart〜オリキャラ募集〆切ました〜 ( No.38 )
- 日時: 2011/03/01 21:16
- 名前: るーく ◆o5hVdP/m1g
第11話『The power of president』
(奈保子の父目線)
我が娘をいじめる?私の娘を庶民のガキと勘違いしてるのか?これだから庶民は…
断じて許せん!!!
「鴨志田美穂はいるかっ!?」
「はい、5年1組にいますが?」
「今すぐ呼べっ!」
「だめです、授業中ですから。」
「庶民は黙っていろ!金持ちである私に逆らうというのか?」
「では、校長先生が立ち会うという条件は守って頂きます。放送室に通しますから自分で呼ん
で下さい。」
「埃臭い放送室だな。」
「では、どうぞ。」
『ピンポンパンポ〜ン♪
芝奈保斗だっ!鴨志田美穂はいるかっ!すぐに校長室へ来いっ!これは富豪の庶民に対す
る命令だっ!逆らうなっ!』
(美穂目線)
「おい、奴隷… チクったな?」
「はい…」
「ふざけんな!」
「美穂。」
「紅…。」
「僕も行くから、行こう。」
「私も、いざという時は守ってあげる。」
「春…。」
「美穂、こっちはなんとかしとくから行きなよ。」
「佳奈…。…うん!」
「おい!俺は鴨志田美穂に来いと言ったのだ!3人もいるか!?」
紅はこうやって言い返した。
「私たちも同盟ですから。単数ではなく複数でやっているんです。お気づきでないのです
か?」
「お前、かっこいいな!是非我が娘と婚約してくれ!」
「誰があんな雌豚と婚約しますか。今は美穂とつきあっていますから。」
「なんで、非社員の娘とつきあっているのだ!?富豪に逆らうなぁ〜!」
社長は紅を殴ろうとしたが…
パシッ!
春が止めた。
「気をつけて下さい。彼女(春)、空手30段ですから。相手にしたらおしまいですよ。」
「うるさい。」
「あなた、本当に単純ですね。莫迦ですか?よく社長やっていますね。
あと、あなた、この小学校1の富豪だと思っているようですけど…
実は、僕の家がこの小学校1の富豪です。父はイギリス有数の富豪ですよ?
日本の富豪が財力で簡単に勝てるわけない。」
「うぅぅ…」
社長は紅をまた殴ろうとしたが近くに春がいることに気がついた。
そこで…
春から離れたところにいる私を殴ろうとした。
「「美穂〜!!!」」
バキッ…
殴られたのは美穂ではない。
奈保子だった。
「な、奈保子ちゃん。ど、どうして…」
「もうやめて、パパ。これ以上、威張るのはやめて…
美穂だって、父親をパパのせいで失ったの。私がいじめられるのも当然よ。」
「あんな非社員、死んで当z…」
ピシッ…
私は、社長にビンタを喰らわせた。
何でだろう?私は泣いている…。
「あなた、父親がいない悲しみ、苦労、そして、恨み…
全部分からないでしょ?知らずに口だけ言うのやめてよ!
あなたは野球賭博に協力しようとした。でも、パパは阻止しようとした。
野球賭博なんて犯罪じゃない!犯罪がバレたら会社は立場を失うのに…
阻止して何が悪いの?言ってよ!」
「それは利益が多くなるんだよ、美穂ちゃん。」
「ふざけんな!」
もう一発ビンタした。
「そんな利益優先でどうするの!?会社利江の経営が後に窮屈になるだけじゃない!!
莫迦ね、ほんっとうに莫迦ね!!!
今回の悪事を私は許さない。みんなは…どう?」
社長以外の全員が頷いた。その中には、私の実のママ、亜梨沙さん、佳奈もいた。
「今回の悪事には厳正に反省してもらう為に、警察に今から通報します。」
「ちょっと、それh「莫迦ですね、どっちにしたって立場は悪くなるんだから。」
紅がとどめをさした。☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
次回予告
終章『End of vengeance』☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
作者のつぶやき
一応第2部を用意してあるからまだまだ続くよ!