大人オリジナル小説
- Re: *いじめ*〜私の大切な……〜 ( No.14 )
- 日時: 2011/08/05 16:05
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
由実が思う事
〜私、本気で切れちゃいました〜 *最終回*
キーンコーンカーンコーン
「あはは!!」
「やめてよぉー!」
優奈が虐められてから2ヵ月になろうとしていた
「またやってるよー!虐め☆」
「ホント、子供って感じねー。」
「でもさ、もうすぐ優奈は開放でしょ?」
「うわ!うちが選ばれたらどうしよー。」
こんな事で騒いでる…しかもアタシの机の周りで
『でもさ、もうすぐ優奈は開放でしょ?』
≪でしょ?でしょ?でしょ?…………≫
頭の中に回る言葉
「もしもーし!おーい!由実ーー!!!」
大きな声を出されてやっと顔を上げた
「お、起きたー!」
ニコニコ笑ってるのは杉田 看愛
クラスの転校生。
「看愛〜、その起こし方やめてよ〜」
「由実が寝てるから悪いんでしょーが!」
するとまたいじめ集団の方から優奈の声が
「きゃー。」
ビク!
「虐めっていやだけど、アタシは優奈が嫌いだから別にいいや!!」
看愛が笑いながら言う
≪いじめ…それは…ストレス発散ではない遊びでもない…それは……≫
バン!!!
アタシが立ち上がって机をたたいた
クラス中があたしの方を見た、もちろん花蓮も
「由…由実……?」
優奈が涙目こっちを見ている
「あーーーーーーーーーー!!!!!!!」
アタシは叫ぶ。猛烈に叫ぶ。
「あーーー!!! ったく虐めっていったい何なんだよ!!
タダの遊びか!?ストレス発散か!?」
あ、ヤバイ。表出ちゃった
「虐めって言うくだらねー物はいい加減やめろよ!!!
見てるとイライラするんだよ!!虐めする奴なんて消えろ!」
皆驚き
「花蓮!!!!」
ビシッとアタシは指をさした
「ヒ!」
「てめー!優奈をいじめやがって!!許さねーぞぉぉ!!!!!」
アタシは花蓮に飛びかかり殴り始めた
あーもー、もう自分でもコントロールできません
「いやぁぁ!!」
「きゃー!落ち着いてー!」
クラスのみんなが騒ぎだす!
「由…由実!」
花蓮ぼ部下たちがあたしを抑えようとする
こうゆうのうざったらしいんだよ!
「放せ!このクズ!」
アタシは振り払い一発殴った
「きゃーー。」
「大丈夫!?」
クラスのみんなが寄って行く
ドガ!ドス!
「きゃーーーー!!!」
「や…やめてぇぇぇぇぇ!!!!!」
ビク!!
アタシはやめた
叫んだのは………………………… 優奈。
「お願いやめて!こんなの由実じゃない!」
アタシは立ちあがって教室を出て行った
看愛もついてきた
「ねぇ!由実!何であんなことしたの!?」
「うるさい!!黙れ!!」
看愛は黙り、ついてこなくなった
「ふぅーーー……気持ちいいな…」
何であんなことしちゃったんだろう
アタシは屋上で立ちながら気持ちいい風を受けていた
「何か、この空になりたい気持ちがしてきた」
自分の長い髪をくくっていたゴムをほどいて屋上から投げ捨てた
すると、大切な事を忘れていた
「あーーーー!!!あのゴム!優奈とのおソロだった!」
アタシは走り、屋上のフェンスから出そうになったゴムをつかんだ
「やった!」
すると
「由実!!」
やってきたのは優奈、服もボロボロだった
「あ…優奈…」
その時に…悲劇は起きた
ガシャン!
「へ?」
バランスを崩し、重心がフェンスから出ている体へ……
「あ……」
「きゃあああああ!!!由実ぃーーー!!」
「そん…な……」
アタシはそのあとの事はよく覚えてない
何があったのかもわからなかった
ただ、一つだけわかった事がある
虐めのせいだという事。
そしてどうしても言いたい事
「ゴメンネ ユウナ」
〜END〜
作者から
あの〜終わってるように見えますが続くんですよ?
めんどくさくてごめんなさい!