大人オリジナル小説
- Re: *いじめ*〜私の過去〜参照200ですか!? ( No.30 )
- 日時: 2011/08/27 13:54
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
〜まだ莉衣目線〜
「きゃ!」
麗と雨琉留が突き放した。
爾湖瑠を体育館裏まで連れて来たよ〜!
爾湖瑠の近くまで行って、腕を腰に当てて行った
「アンタ…自分の状況わかってる?」
「何がよ…!」
「しょうがないわね!玲奈様の事説明してあげる」
そう言って口を開いた
「あの人、塔ノ崎 玲奈様は学校の女王なの。」
「女王…?」
「そう。クラスを支配してるし、学校も支配してる。」
「嘘…」
「ホント。知っての通り、今は県一番のお金持ちの娘
倒産の危機に陥ったけど、奇跡的に復活。前より大手に。
それは知ってると思うけど?」
「うん…知ってる」
「あの人はね、自分に何かしたらターゲットにするよう命令するの。
で、前は瀬名野 優奈って言う女子をいじめてたけど今回はアンタに切り替え」
「え…??じゃあ、それって…」
「クラス・学校中。それか県から虐められるの!!」
「あ、そん、な…」
「転校しようって無駄。玲奈様のお父様は他の県のほとんどの学校の
校長とも仲がいいの。玲奈様が頼めば転校拒否されるから」
「嘘…嫌だぁ…」
「アンタはターゲットなの!」
爾湖瑠にビシっと指をさして言った
「そん…な…」
爾湖瑠の顔からは涙が何粒も出てきていた
爾湖瑠の涙顔を見ると何故かスッとした
そこに、雨琉留が息切れをしながら走って来た
アレを持って。
「持ってきました〜…」
あ、来た来た。待ってたよー!
「ハイどうぞ…はぁはぁ」
「ありがと!」
雨琉留が持ってきたのはロープ。
「何する気…!?」
爾湖瑠は後さずりした。
「何って…ターゲットだから苦しめなきゃ♪」
ロープをピンと張った。
「え…!ヤダぁ!いやぁぁぁ!」
爾湖瑠は立ちあがって走りだした
「あ!逃げた!麗!捕まえて!」
「おっけ☆」
麗は爾湖瑠の体をガシッと掴んで自分の足で爾湖瑠の足を引っ掛け
そのまま、バランスが崩れた爾湖瑠の体をしっかりと馬乗りして
押さえつけた。
「おお!さすが麗!」
「かっこいい〜…」
「えへへ!」
そして、爾湖瑠を麗と雨琉留が抑えつけて、アタシが爾湖瑠の
体をロープで頑丈に縛った。
「離してぇ!!ヤダぁ!!」
ウルサイ…
「麗!何か持ってない!?」
麗は日頃からいろんなものをポケットに詰め込んでいる
その数は大量で、とても一つのポケットに入ってるとは思えない
「え?う〜ん…」
ポケットからガサガサと探し出す麗
「ああーー!助けてぇーー!」
「早くして!!」
「ちょっと待ってってば…あった!ガムテープでどうよ?」
麗が取り出したのはガムテープ。
「さすが!麗最高!」
ガムテープを奪い取って適度なサイズに切り取った
「いやぁぁ!やめてぇ… ムグ!」
爾湖瑠の口にはりつけた。どんなもんだい!
「あはは!最高!」
笑い転げた
「んぐー!ふぬふぬー!」
あーでも…
「でもまだうるさいよ?どうする?」
「そうだよね。これじゃあ誰かにバレル…」
二人で悩んでいたら雨琉留が言った
「じゃあ…今は使われていない汚いプールの倉庫に閉じ込める…?」
実は、学校にはもう8年ほど前から使われていない汚いプールがあった。
「おおー!賛成!早く連れてこ!」
「うんうん!」
「ハイ…!」
爾湖瑠を持ちあげた
「ふんぬー!ふぬーーー!!」
〜プール(汚い)〜
ギィィィ…
「うわ!臭っ!?」
「汚れてるし…!」
「真っ暗ですよねー…」
倉庫には窓がないから光などない。
そして何より…
「寒ぅっ!」
マイナス3度はいってんじゃないの!?(そこまでいってない)
「じゃあ、とにかく、コイツを入れよ。かなり奥に…」
「あ、待って。いい事考えた。」
麗が言いだす
「何?」
「何ですか…?」
「あのさ、服脱がしちゃおーよ。」
おお!ナイスアイデーア!
「いいじゃん!その案賛成!早く脱がそ!」
「おk!」
「ハイ!」
3人は爾湖瑠の服を脱がし始めた
「ふぬー!ふぬふぬふぬーーーー!!」
3分後…
「出来た!これなら寒すぎるでしょ!」
「ふんぬーーー!」
爾湖瑠は下着だけになった。
「全部脱がさないの??」
「そーですよー…」
え!?全部脱がしたいの!?
「だって、全部脱がしちゃ、いくらなんでもなー…読者様に悪いし…」
「まったく!莉衣は甘いなー!」
麗は腕組をして呆れた顔になった
「そ・の・か・わ・り!倉庫の奥にあるロッカーに閉じ込めちゃお!」
「いいね!」
「賛成です〜…」
3人は、倉庫の奥にある、普通の大きさのロッカーを2分の1のサイズの
大きさのロッカーがたくさん並んである所に行った。
ガチャリ。と236番を開けた
「う〜ん、これくらいなら入るよね」
「うん。」
「ですよね〜」
3人は爾湖瑠をロッカーに入れた
「ふんぬーー!ふぬふぬー!」
すっぽり入ったしw
「って言うかさ〜、何で大きいのにしないの?倉庫に大きいのあるじゃん」
麗が聞く。
「へ?ああ、簡単簡単。大きいロッカーだと重心がドアの方にやると
倒れるじゃん?だから、もし誰か来た時に倒れて気付かれるかもだから」
「なる〜!莉衣頭いいー!」
「えへへ!!」
一応ちゃんと、虐めでも頭は使うよ?決まってるじゃん。
そして…
「じゃあね☆バイビ〜」
「ばいなら〜」
「さよなら〜…」
ロッカーに入った爾湖瑠にさよならを告げ…
バタン!ガチャリ!
ロッカーを閉めて、鍵もかけた
「おおー!寒寒…早く出よ」
「うん…寒い…」
「爾湖瑠の方が寒いと思いますけどねー…」
≪あははははは!!≫
倉庫を出て鍵を閉めた。一応、麗がいつも持ってる錠と鍵セットの錠を
かけた。そして、ドアに【絶対に立ち入り禁止!風邪をひきます!】
と書いた。これならオッケーでしょ。
「じゃ、もどろっか。」
「うん!」
「は〜い…」
あー!やっぱ虐めって最高!!!