大人オリジナル小説

Re: *いじめ*〜私の過去〜参照200ですか!? ( No.32 )
日時: 2011/08/31 11:13
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
参照: http://www.youtube.com/watch?v=jYkoYepbpls

〜優奈の目線〜

また今日も学校休んじゃった…

「明日は行かないと怒られる…はぁ…」

どうせ虐められるんだもん。行きたくないよ…

ベッドに寝転んで泣いた。

私はケータイを開くと裏学校サイトを検索。

「はぁぁ〜…ん?何これ?ローリンガール?」

そこには、一人の人の書き込みで

―――――――――――――
===========
8時40分 梨香
===========
ねー!アタシさ、
ローリンガールって言う音楽が大好き
なんだ!皆も一度聞いてみてぇ*
めちゃめちゃいいから
―――――――――――――

「へぇ??」

書き込みの参照を押すと、三日月がたくさん並んでるような画面が

出てきた。(ローリンガールは参照です)

≪ローリンガールはいつまでも♪届かない夢見て♪≫

聞いたら、何かすっとした。

歌ってる子も可愛い声。

「なんか、カッコイイ…」

でも…ローリンガールの歌詞の意味って何だろ?

良くわかんない…

そう思って、検索。

「あ、出てきた…」

そこには、酷い文字が並んでいた

「自虐待」・「いじめ」・「崖から落ちる」

見ていてぞっとした。

背筋が凍った

「こんな意味があるの…?」

ケータイを落として身震いした

「でも…いじめってあってる…私と…」

少し、気持ちが解る気がした

でも…!こんな風にあきらめたくない!

私はベッドから降り、自分の部屋を出た

急いでリビングに行き、リビングに滑り込んで叫んだ


「お母さん!!私、今から学校行きたい!!!」


〜その頃の学校〜(玲奈目線)

「ん…」

ココは…?真っ白い天井。

横を見るとずらりと並ぶ白いパイプベッド

薄緑色のカーテンが風に揺れて光っている

ココは…保健室ね…

「でも…どうして…?」

グッと起き上がった

その時、頭がズキンと痛くなった。

「あ…っつぅ…!」

そうだわ。私…プールの倉庫から出た時に倒れたんだわ

横をまた見ると、私のベッドの隣に爾湖瑠が寝ていた。

倉庫から出て来たときのように下着だけではなかった

「はぁ…。ん?」

良く見ると、目の前にソファが2・3個あった

そこに未刊と由香里が座っていた。

保健の先生はいなかった

「未刊…由香里」

「!! 玲奈!大丈夫か!?」

「ええ。大丈夫。」

「心配しましたあ〜。よかったですう〜」

「ありがとう。もう平気」

ニッコリと笑った。

ズキン…痛っ

「どうした…?大丈夫か?」

未刊が顔を覗き込んできた

「大丈夫ですかあ?」

由香里も顔を覗き込んできた

「ええ。大丈夫…。まだちょっと頭が痛むけど」

「そうか。何かあったら言えよ」

「うん。」

そう言えば…

「ねぇ、誰が運んできてくれたの?莉衣達?」

すると、未刊が頭をひねらせた。

「確かなぁ〜…莉衣達は、爾湖瑠を抱えてきてたぞ」

「未刊様って、保健委員ですからねえ。」

「ああ、しかも今日当番だったから保健室にいたんだよ。
 その時に、莉衣達と黒髪の背が高い男子がきたんだよ。
 莉衣達が爾湖瑠を抱えてて、黒髪が玲奈を姫だっこしてた」

誰かしら?

「すんごおーく、かっこよかったんですよおー」

「カッコイイ…?」

そんなの知らないわ?

「まさに、玲奈とミスマッチッて言う感じ」

「玲奈様とあまりにもあってたからあ、彼氏さんかと思いましたあ」

彼氏…?いないわよ!

「まぁ、誰でもいいぜ。玲奈が無事なら」

「うん…」

キーンコーンカーンコーン

「あ!ヤベ!授業に遅れる!行くぞ由香里!」

「はいぃ!」

「あ、待って!私もいかなきゃ…」

ベッドを降り用としたら未刊に突き飛ばされた

「バカ!寝とけ!」

「え?でも…」

「まだ、回復してないでしょお?また倒れたらあ…由香里ぃ…」

由香里は涙目になった。出た!必殺!由香里theうるうる!

「…わかったわ。でも、お願いがあるの。」

「なんだ?」

「昼休みに莉衣達に来てもらうよう言ってくれる?」

「ああ。わかったぜぇい!」

ハイテンション…;

「それじゃあ!またあとで見に来る!」

「ええ。」

「行くぞ!由香里!ブサ先に一発やられるぞ!」

「はあい!」

「じゃあな!玲奈!またあとで」

パタパタパタパタ…

未刊と由香里は靴を履き替えて廊下を走って、二人の足音は消えた

ポツン…

一人;ω;

「はぁ。暇だし、寝ようかな?」

そう言ってベッドに寝転んだ。


数分後…てんてんてんて〜〜ん♪


「すぴ〜…むにゃむにゃ…」

爆数中;(すんげー)

すると、ガラリとドアが開いた。

人影は玲奈のベッドの前まで来た

「すーすー…」

『…………』

人影は玲奈の上に、腕をたてて乗った

ドス…と、低い音が鳴る

『……きづかねーとか…どんだけ天然なんだよコイツ』

カッコよくて甘い声が保健室に響く

「ふにゃふにゃ…にゃあーー”!」

足を思いっきり上げた。

予想通り人影に当たる。

ドガ!

『うげ!』

人影はベッドから落ちる。

そのまま、気絶w



☆マメ知識☆

(玲奈は寝ているときに自分の力がコントロールできないのである
だから、玲奈が寝ているときに近寄るのはやめた方がいい)