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「え…え…嘘だぁ…」

優奈は床に座り込んだ

「本当だよ。だからね、私…これまでの事全て話すから…」

私は口を開き始めた。これまでの由実の人生の事を…

★★

「本当に…由実なの？玲奈様じゃないの？」

「言った通り、私は…玲奈。だけど、あなたの中では由実。
　それを忘れないで…」

「うん…」

コレで謝ったつもり。本当の気持ちはまだ言えないけど

「優奈…いい？私は由実だけど、これは秘密ね。わかった？
　後…ごめんね。優奈。」

「うん…！うん！！」

「優奈！私の大大大親友！！」

と言って手を握った

「え？由実？」

私は下をむいて、涙を流した。悲しい涙じゃない。うれし涙だよ。

「優奈…私決めたよ。もう誰もいじめない。誰も憎まない…
　幸せを望むから…」

「由…実ぃ…私も…幸せを望むから！」

優奈も下を向いて、うれし涙を流した

大好きな親友のそばなら、どんなことだって…立ち向かえる！！

私は、こんな素敵な親友がいるんだから…

その時、頭の中で声が聞こえた

『玲奈ちゃん…いや、由実ちゃん。よくできました〜』

え…？

この声は…私が生まれ変わる時に出てきた男の子の声…？

『そうだよ。やっぱり、由実ちゃんはえらいね〜』

どう結う事？

『これは優奈ちゃんとの仲直り作戦！見事成功したね』

え？え？何…？

『さて…由実ちゃん…君には、ご褒美として…こうしてあげよう！！』

頭の中で、パチンという指の音が聞こえた。

何？

その時！自分の視界が光り出した

周りが歪んで行って…頭の記憶も薄れてきた

え…？どう結う事…？何…？？

『残りの幸せも楽しんでおいで！！！』





























































　　　　　　　すべてが光り出し、元に戻るようだった。