大人オリジナル小説

Re: *いじめ*〜私の過去〜参照300ですか!? ( No.48 )
日時: 2011/09/15 18:19
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY

〜ついに最終回!感動するかわからないけど…〜


3月…

校庭の桜が綺麗に散っていた。

薄いピンク・濃いピンク色の桜で校庭の地面は爽やかだった

卒業式が終わり、皆、卒業写真の準備をしている。

泣いている親がいたり、友達とおお泣きしている子もいる。

もう、卒業かぁ…長かったなぁ…散々だったけど;

なぜか、昨日までの記憶が残っていない。

お父さんとお母さんは「普通に生活していた」って言うけど…

何か…ずっと長い眠りについていた感じ。

「由実ぃーーー!!」

大きな声がしたので振り返ると、そこには、花蓮・爾湖瑠・莉衣達が

手を振っていた。

「あ、みんな!」

私は、皆のもとへ駆け寄り、

「もう卒業だねぇ〜〜〜><」

といった。すると花連が…

「ふえ〜ん!皆と離れるのヤダーー!!」

花蓮だけ、国立高校に行くので、一人ぼっちだ。

花蓮は泣き泣きw

「もー!花蓮!泣かないの!また会えるんだから!!」

アタシは花蓮をチョップで叩いた。

「いったぁー!」

花蓮は手で頭を押さえた

爾湖瑠と莉衣はうきうきした顔で

「高校の男子たちにモテるんだ〜♪」

「あ、アタシもアタシも〜〜!」

と言って、目を輝かさせている

もー!爾湖瑠と莉衣ってば!まぁ、爾湖瑠はモテるかもww

校庭の桜は私達を綺麗に着飾ってくれた。

まっピンクの桜や、薄いピンクの桜など…すべてがあっていた

アタシは周りをキョロキョロと見わたした

「そう言えば…優奈がいないね」

周りを見たが、やっぱりいない。

「え?あ、優奈なら、屋上にいると思うけど…」

それを聞いたとたん、アタシは、少し駆け足で走った

「あれ?由実どこ行くの?」

アタシは後ろを向いて

「ゴメン!ちょっと優奈探してくる!!」

と言って、走った。

優奈がいないと楽しくないじゃん!

アタシは、急いで走った。

階段を駆け上り、廊下を走って、息が切れても走り出した

屋上へ続く階段を駆け上がっていた

屋上の扉から見える青くてまっさらな空の光。

アタシは扉をバン!と開けた

「優奈!」

はぁはぁはぁ…マジしんどい…

優奈はフェンスに手を置き、風を受けいていた

優奈は名前が呼ばれた方向にクルリと向いた

「あれ?由実?どうしたの?」

ニッコリ笑って優奈はいう

「もー!優奈何処行ったかと思った!探したよ!」

ハァハァと息を切らして大きな声で言う

「え?何で!?」

「んもう!!卒業写真!もうとるよ!」

優奈は目を見開いて言った

「え!?マジ?」

「うん!!早く行こ!」

アタシは優奈に手をさしのべた

優奈は、安心した顔をして

「うん…!」

と言ってその手を握った。

屋上の風が二人を仰ぐ。

まるで「早く行きなさい」っと言っているように…

階段を駆け下りて下へと降りて行く。

「早く!もう時間がないよ!」

「あー!待ってよー」

アタシは優奈をぐいぐいと引っ張って行った

靴箱のところに行って、靴を猛スピードではきかえた

「早く早く!!」

アタシはのろのろと靴を履き替えている優奈をせかした

「ちょっと待って!んしょんしょ…よしおっけ!行こ!」

アタシと優奈は手をつないで走りだした

校庭へと行くと、皆が「あ、由実と優奈が来た!」と言って

「おーい!こっちこっち!」とか「早くー!」

って言って、手を振っている。


「ねぇ、由実。」

優奈がいきなり言いだした

「ん?何?」

すると、優奈は最高のほほ笑みを見せて

「私と友達になってくれてありがとう…」

といった。アタシは大きな声で言った

「何言ってんの!?」

「え?」

アタシは満面の笑みを見せて

「友達じゃなくて……親友でしょ!!!」

と言って笑った。優奈はホッとした顔をして「うん!!」といった


皆のところに行ったら、たちまち「おせーぞー!」「待ってたんだからー!」

と言われた。アタシは「ごめーん!」と言って、舌を出した

優奈も「ゴメンね〜」って言って笑った

アタシは座って安心した。すると、後ろの花蓮が

「ねぇ、なんかいい事あったの?顔がすごい笑ってるけど?」

と耳元でささやかれた

アタシはニッコリと笑って

「べっつに〜?」

と言って、笑った。

写真屋の人が「はい!撮りますよ〜!ニッコリ笑って〜!」

って言った。

アタシは、思いっきりを笑った。最高の思い出と共に…










































今日は最高の日。

私達の友情が本物だとわかった日だから…

いったい、前には何があったのかアタシにはわからないけど

きっと、素敵な記憶だと思う。

だって、私には……幸せという道があるから……










































          「チーズ!!」

        
           パシャ。   

                       END