大人オリジナル小説

Re: 心の弱さ((題名変えました ( No.13 )
日時: 2011/03/19 12:20
名前: プーケ

第14話「憎い」


なんでよ・・・助けてあげたのに・・・


    最      低      な      奴

姫李「ぅ・・・」

あたしが目覚めると、そこは保健室だった。

そうか、あたし気を失って・・・

シャーッ

すると突然ベージュのカーテンが開いた。

先生だろうか?

怜香「起きた?」

あまりにも優しい声だった。

そこにいたのは・・・怜香。

少し怖いがあたしは何をされても泣かないと決めた。

怜香「ごめんね・・・・いきなりあんなことをして___」

姫李「え・・・」

あたしは思わず首をかしげた。

なにがごめんね?なんで___?

怜香「聞いて。あたし___麗莉の姉なの。

   毎日病室から貴方達を見ていたわ。

   昔だけど___あたし麗莉にいわれたの。

   虐めは最高よ。あんたで試したから学校でも役に立ったわ

   って。そして、あたしはほんの少しだけ復讐しようと思ったの」

怜香はどんどんあたしに話してきた。

本当なの?この子___怜香はどういう子なの??

あたしは黙ったまま怜香の話しを聞いた。

怜香「それでね、麗莉、あなたのことどう思ってるか試したの。

   姫李を虐めたらあんたを虐めないって言ったら

   『喜んで!虐めは楽しいしアイツはウザいしキモイし!』って」

姫李「・・・酷・・・・最低____」

あたしは泣いた。悔しくて、憎くて。

憎い憎い憎い___怜香の気持ちがわかったような気がした。

怜香「それで・・・一緒に復讐をしない?」

怜香がハンカチを差し出してくれた。



































姫李「もちろんです。」