大人オリジナル小説

Re: 友達って何??【コメント待ってます☆】 ( No.15 )
日時: 2011/03/20 00:54
名前: ゆな
参照: コメントください\(^0^)/

5話〜一人ぼっち〜

「私たち、友達だよね??」

「はぁ??何言ってんの??キモチワルイ」

そう言ったのは優香だった

夢を見ると夢は顔を
伏せていた

「え…??何で…」

頭が混乱して意識があんまりない

ずっと頭の中は
【キモチワルイ】と言う言葉が
ながれていた。

「い…行こう。夢。」

理由を聞いたのに無視。

夢は優香に腕を引っ張られて
二人は走って行った

「夢ぇぇぇええ!!!!優香ぁぁぁああ!!」
私の声は廊下に響き渡った

すると。

後ろから笑い声が聞こえてきた

クスクス クスクス
後ろを振り返るとそこには

凛、萌乃、葵がいた

「どうですかー??裏切られた気分わ」

今にでも泣きたかった
そう、私は夢と優香に裏切られた

夢とは赤ちゃんの頃からの付き合い
なのに…それが悔しくて悔しくて

私と夢の友情には嘘は無かったはずなのに

「大田さんに裏切られたねー。元々そう言う
深い友情じゃ無かったんじゃない??」

私は葵のその言葉に何かがキレた


「夢は…夢はそんな人じゃない!!!!
夢は絶対、私を裏切らない!!!」

何か疲れた。
夢の昔の笑顔を思い出すと
胸が苦しくなる

あんなに一緒に笑っていたのに

「あ、」

萌乃の言葉で私は後ろを向いた

そこには夢が立っていた

「ゆ…夢」

「触らないで!!」

私は、夢に手を叩かれた
手がヒリヒリする。

「私は…私は莉奈が嫌いだった!
私と違って明るくて男女に人気があって…
でも…でも私は人見知りするし友達少ないし…
いつもみんなに言われ続けた…『何で莉奈、夢と
つるんでるんだろう。似合ってないよねw』って。
だんだん私ね、莉奈が私に同情してるんじゃ
ないかって思ってきて…」


夢は大粒の涙を流していた

私の存在そのものが夢を不幸にしていた

私が大親友とおもっていた夢を
不幸にしていた

私はいつの間にか涙を流していた

「夢…夢ごめんね…。私…。夢に
同情なんかしてない!私は…夢が大好き
だから…ずっと夢の隣にいただけなんだよ…」

「嘘つかないでよ!もうやめて。
ああああああああああああああああ!!」

夢は発狂した
私の言葉で。私が夢を潰した
大好きだった夢を。

「あははははははっ」
!!!???

夢が不気味な声で笑っていた

「ねぇ、凛。私も本格的に…莉奈を
イジメてもいい??フフフ」

夢の顔はとても恐ろしい顔だった
周りには黒のオーラが漂っている

「もちろんっ!」

私はもぅ無理だと思った。
完全に夢は潰れていた。

悪魔にでも取り付かれたように…

「フフフ。莉奈、覚悟しといてね。フフフ」