大人オリジナル小説

Re: 友達って何??【コメント待ってます☆】 ( No.29 )
日時: 2011/03/22 20:49
名前: ゆな
参照: コメントください\(^0^)/

7話〜仲間。〜

私は渡辺さんが話しかけて
きてくれて嬉しかった。

にしても…この傷…お母さんに
何て言おう…。

「た…ただいま〜」

「莉奈!!おかえり」

お母さんは台所で今日の
晩御飯を作っていた

「莉奈!??!どうしたの。その傷」

「え…えっと。今日学校で転んじゃって」

「相変わらずドンくさいわねw莉奈は昔から」

「えへへw」

お母さん…私、本当はすごい辛いんだよ
今ね…学校に本当の友達がいないの
今日もね先輩に何もしてないのに
殴られたの

ってお母さんの背中に訴えた
心の叫びを。

〜次の日〜

はぁ。学校行くの嫌だなぁ〜…

「行ってきます」

「いってらっしゃい」
お母さんが笑顔で見送ってくれた

そのお母さんの笑顔を見て
泣きそうになった。私がイジメられてる
って知ったらお母さんはどんな気持ちに
なるだろう。

―学校に着いた。
今日は先輩たちには殴られないかな…

『ガラガラ(教室のドアを開ける音)』

「あれ〜。昨日は来てなかった奴が
 今日は来たよ〜。超迷惑〜〜」

凛が叫んでいる

「うわ〜。超臭いんだけどw
 ね、夢。卵投げてやろーよww」

葵が言ったその時―

『べちゃっ』

夢に卵を投げつけられた

夢に続いて優香も投げている
葵も…萌乃も…

「あはははっ。最高〜」
凛は一人で大爆笑している

後の4人も投げながら笑っている。

「痛いっ。やめてよぉおっ!!」

「誰がこんな楽しいことやめるか!!
 ばーかっ」

夢が言った…あんなに大人しかった
夢が【ばか】と言う言葉を言った

私は驚きとショックで、もぅ何も
言えなくなっていた

卵が無くなったのか知らないけど
いつの間にか【卵投げ】は終わっていた。

制服も髪の毛もぐちょぐちょ。
どうしよう…体操服持ってきてないし…

「私の使いなよ…」

そう言って体操服を貸してくれたのは




渡辺さんだった。


「そ…そんなっ。いいよっ」

「いいから使って。お願い」

「あ…有り難う…」

渡辺さんの優しさに私は泣いた

そして私は渡辺さんの体操服に着替えた。

「あれれ〜。あなたは渡辺さんですか??」

夢の一言で凛たちがこっちを向いた

「ちょっと渡辺さんw前言ったよねー??
 上田をイジメるって。何助けてるんだよ。
 調子乗ってんのか??あ??お前もイジメられてーのかよ」

萌乃がキレていた

「萌乃落ち着けってwおいおい渡辺さん。
 どう言うことですか。これは」

葵の質問に渡辺さんは…

「別にいいじゃない。私の体は私の物よ。
 あんた達の物じゃない。
 あんたたちの物になるなんて…一生の害よw」

教室が静まった

凛たちも口をポカーンとあけている。
私もあまりの渡辺さんの言葉に驚いた。

「ごめんね…上田さん…私のせいだもの…
 こんなことになったのは…私も一緒に
 前田さん達と戦っていいでかなあ??」
 
その渡辺さんの一言に教室が
ザワザワした。

私はあまりの嬉しさにまた泣いてしまった

「…っ。有り難う…渡辺さんっ!!」

「ふ…ふーん。んじゃ渡辺もイジメていいって
 ことだよね。ラッキー!!二人もイジメ
 られるじゃーん」
凛も少し焦っていた。

これからは一人じゃない。
隣には渡辺さんと言う一緒に
戦ってくれる子がいる


凛たちなんて怖くない


私は渡辺さんと一緒に戦うことを
胸に誓った