大人オリジナル小説

Re: 友達って何??【コメント待ってます☆】 ( No.61 )
日時: 2011/03/29 20:36
名前: ゆな

13話〜戦いの終わり〜

「ま…マジで小泉ひかる怖いよ…
 人の血を見て楽しんでいる…。」

と凛が言った後は葵が、

「絶対あいつに関わるとうちらまで
 警察に連れて行かれるよ!」

みんなは黙って聞いているだけだった。

そして凛が口を開いた

「渡辺、ひかるは渡辺に恨みが
 あるっぽかったけどお前たち二人に
 何があったの??」

由梨は私に話してくれたみたいに
凛達に話した。

「元はひかるが虐めラレっ子だったの??!」

「…うん…」

みんなはざわついた。
凛たちも困った顔をしている。
由梨は顔を伏せていた。

「ねぇ。由梨ぃ♪」

教室のドアからひかるが顔を
出している。とても笑顔で…

クラスのみんなはゾワっとした。

「ゆーりーちゃんっ。私と遊ぼうよ」

ひかるの目はもう逝っていた。

「い…今、私たち話してるから
 ちょっと待ってて」

凛が言った。

「何話してるの??」

「え…えっとぉ…」

凛が困った顔をした瞬間

♪)パシッ

ひかるが凛の顔を叩いた。

「あたしを虐める作戦でもしてるんでしょ!
 また、あたしを虐めようとしてるんでしょ!
 あたしを自殺に追い込もうとしてるんでしょ!
 それなら…



 
 殺される前に殺してやる…。」

ひかるは近くにあった机を
凛に投げようとしている。

「きゃあああああああああああああ!!」
クラスの女子はみんな叫んでいる。
だめだ。このままじゃ凛が死んじゃう!

「ひかる!!だめ!」

♪)ゴンッ

私は凛をかばった。
私はひかるに机で
後頭部を思いっきりなぐった。

「り…莉奈――――――ぁ!!」

私の頭からは血が出ていた。

「だ…誰か先生呼んできて!」

「う…上田!上田!!死ぬなよ!!!
 守ってくれてくれて有り難う……
 私…あんなに…上田を虐めていたのに…」

凛は私に向かって泣き叫んでいた――――。
私が覚えているのはここまでです。


気が付くと私は病院にいた。
私はひかるに机で殴られて
1週間目が覚めなかったらしい。

ひかるはその後、警察に捕まり、
また引っ越すらしい。

♪)コンコン

「り…莉奈…」

私の病室に入ってきたのは



夢と優香だった。

「ゆ…夢…。ゆ…優香…。」

「ご…ごめんね…。
 イジメなんかして…。
 本当にごめんなさい。」

2人は泣いていた。
私も泣いた。
3人で泣いた。

これでやっとあの辛い日が
終わるんだ…

そして、凛・萌乃・葵も来た。

「本当にごめんなさい…」
3人も泣いていた。

最後に…


私が謝らないといけない
由梨が来た。

「ゆ…由梨!!!!!!!
 ごめんね…私…由梨を裏切って…
 ほ…本当にごめんなさい!!」

私は由梨に飛びついた。

由梨を見ると由梨は微笑んでいた。
優しい笑顔で。

中学2年生は色々あった。
でも、この経験をバネにして
これからどんな辛いことがあっても
乗り越える。

きっと私ならできる。

隣に、本当に信じられる【友】がいるなら。

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次最終話です(*´∀`*)♪
たくさんのコメント待ってます☆
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