[> 「 りなちゃん、だいすき! 」 「 あたしも、ゆりちゃんだいすき! 」 「 ずうっと友達だからね! 」 「 うん、約束! 」 あの日の約束を思い出した。 ずっと友達って、言ったのに。 できるならあの頃に戻りたい。 あたしは、貴女が嫌いじゃない。 今でも大切に思ってる。 なのに、貴女は―――… 「 きらい。あんたなんか、大っきらい。 」