15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

４話〜イジメって…〜

昨日美沙をイジメることに決まった。
昨日の夜はイジメが楽しみすぎて
なかなか眠れなかった。

いつもやられてばっかだったから…


別にやってもいいよね??

美咲と晴香がクラスのみんなに
美沙をイジメるように言っている。
誰一人反対をする人はいなかった。
だって…



美沙をかばたら
自分がイジメられるんだから。

これはどこの学校に行っても一緒。


「おっはよー！！！」

美沙が元気に教室に入ってきた。

…ｼｰﾝ…

「え…何??このシケｗ
　みんな元気ないじゃーんｗｗ
　どうしたの??朝から。」

美沙が困った顔をしている。

美咲と晴香が美沙に近付いた。

「ちょっと嫌なことがあってさぁ〜」

「超ウザイ奴がこのクラスにいんのよ〜」

美咲と晴香が言っている。

「え??誰誰??」
美沙は興味津々で美咲たちに聞いた。

「ぷっ。お前だしー」

美咲はそう言って、生ゴミを
美沙にかけた。

「…え…」

美沙はビックリしていて
目を丸くしている。

「え…お前超臭いんだけどーｗｗ」

美咲と晴香は二人で盛り上がっていた。
クラスのみんなは見て見ぬフリ。

美沙は半泣きになっていた。

「…っ。美咲っ！！何でこんなことするの??
　美沙…何かした??」

美沙は涙目で美咲に聞いた。

「何かした??分かんないの??
　自分の心に聞けよｗ
　マジうざいｗつかあたしのこと
　美咲って呼ばないでくんない??
　超キモいんだけどーｗ」

ドンッ

美咲は美沙を突き飛ばした。

「あははっ！美咲超うける〜！
　あんたはこれからイジメられるんだよ??」

美咲と晴香はニヤニヤしている。

美沙は震えていた。

「い…嫌…嫌だぁぁぁああ!!」

「マジこいつうるせーｗ
　キモいんだけど〜」

美咲と晴香は美沙のお腹を蹴っている。

「い…痛い！痛いよぉ！！」

「ねぇ、美鈴もやろーよ！」

美咲の言葉でみんな一斉に私の方を見た。
美沙も。

「い…嫌だ…美鈴はそんなことしないよね??
　み…美沙たち友達だもんね！今度一緒に
　プリクラ行こう！って言ったよね??」

美沙は震えながら私に言った。

うざいなー。別にプリクラ撮らないでいいし

「私も蹴りたーい♪」

私たち３人で美沙を蹴った。
３人とも笑いながら。

「あはははははっ！！」

楽しい！！
楽しい！！
楽しい！！

イジメってこんなに
楽しいんだ！！