大人オリジナル小説

Re: 〜Change〜【コメント待ってます☆!!】 ( No.29 )
日時: 2011/04/07 13:08
名前: ゆな
参照: 〜Change〜書いてます(*´ω`*)☆

9話〜愛華(前編)〜

『美鈴〜!!こっちこっち!
 早く来てよぉ〜!!』

誰??私を呼んでるのは…
声は聞こえてるけど姿が見えない。

この声…聞いたことある―――

『ねぇ!誰なの!声しか聞こえないよ!
 姿を見せて!!??』

私は必死に叫んでいた。
ここはどこ??私は何をしに
ここに来たの??

そして…私を呼んでるのは――――




誰…??

『そっか…。美鈴には見えないんだよね…。
 私のこと…。私のこと…覚えてくれてるかな??』

薄っすらと姿が見えた――――

そこには…愛花が居た―――

『愛華!!待って!どこに行くの??』

愛華はゆっくりと私から
遠ざかった。

『美鈴は―――。生きてるんだから…
 そんなしょうもない遊びしないで
 しっかり真っ直ぐに生きて…??お願い。』

『しょうもない遊びって
 美沙をイジメてること??』

愛華はゆっくりとうなずいた。

そして愛華はゆっくりと消えていった。

『愛華!行っちゃだめだよ!!
 愛華!!愛華ってばあ!!』
――――――――――――――

「美鈴!!美鈴起きて!美鈴」

「……っ。夢…??」

「美鈴すっごいうなされてたよ!」

周りを見ると普通に寮の中だった。
そして晴香が私を起こしていた。

夢だったんだ―――

愛華の夢見たんだ―――。

愛華とは私の幼馴染。

愛華とは中学まで一緒だったけど、
私が遠くの私立に行くから離れた。

愛華は中学3年間違うクラスだった。
だから私が瑠奈たちにイジメられてると
よく助けてくれてた。

でも…

私を助けてることがバレたら
愛華がイジメられるから私は、
自ら大好きだった愛華から離れた。
卒業してから1度も会ってない。

今度家に帰るとき、愛華の家に寄ろう。

それにしても、今日の夢は何だったんだろう。
ずっと何かかつっかえていた。

今日は私はあまりイジメに参加しなかった。

愛華に夢の中で言われたから。

〜日曜日〜

今日は制服で地元に戻ってきた。

愛華の家に行こう。
そして愛華が夢に出てきたことを
話そう。

そして、愛華の家に着き、
インターホンを鳴らした。

ドキ ドキ 緊張するなぁw

「はぁーい!あれ??美鈴ちゃん?!」

愛華のお母さんが出てきた。

「こんにちは〜!愛華居ますか??」

私がそう言うと愛華のお母さんは泣いた。

「愛華は……愛華は…




 先月死んだの……」


愛華が死んだ??
私はよく理解できなかった。

愛華に何があったの…??―――――