大人オリジナル小説
- Re: クラスのリーダーがあたし・・・? ( No.5 )
- 日時: 2011/04/17 18:51
- 名前: ユリ
あたしの一言で月乃と菜摘、クラス全員までが静かになった。
「あ・・・っとごめん。今までムカついてたから勢いついちゃって」
そんなことは思っていなかったが少しヤバッって感じで言ってみる
「あ〜ムカつくよねぇ」
「わかるよぉ」
みんなうなずいてくれた。よかった。
「じゃあさ・・・いじめも勢いついちゃってもおかしくないよね??」
月乃はニヤリと笑う。
するとクラスが笑った。
たった1人を除いて・・・
「ちょ・・・なにいってんの!?そ・・・そんないじめとか!
漫画の読みすぎじゃないの!?」
沙織が冷や汗をかきながら必死に叫んでいる。
馬 鹿 じ ゃ な い の
馬鹿か。そうですよねw
「はぁー・・・まだわかってないみたいね。自分の立場がさ・・・」
菜摘がクスクス笑いながら清掃用具入れを開ける。
そこから悪臭がただよう
「うーわっくっさ!」
「まぁ沙織よりマシだけどww」
皆大爆笑。あ、沙織は青ざめてるけど。
「臭いから早く閉めてよ!」
沙織が半泣きで叫ぶ。
菜摘は はーい と言って中からあるだけのモップを出してから閉じた
「それが臭いし汚いのよ!しまって・・・!」
沙織がとうとう泣きだした
あぁうるさい。
「うっさいなぁ・・・これでも口につめといて!」
そういった後月乃に耳打ちをしてボロ雑巾を持つ菜摘。
「う・・・なに持ってんのよぉ・・・うぇ・・・」
泣いている沙織に容赦なく雑巾をつめる。
そう------口の中に。
「うくっ!うえぇっぇぇえ!」
沙織が雑巾を取ろうとしたところで月乃がサッと腕をつかんだ。
うしろにまわして他の女子に回した。
「ぷっ・・・キャハハハハ!」
あたしは思わず笑ってしまった。
あの強気な沙織が口の中に雑巾を詰められ、動けない状態で泣いていた
からだ。
傑作だ。
「皆ー写真撮ろう!」
女子が叫ぶと皆ポケットから携帯を取り出した。
パシャパシャ トゥリィ〜ン テレレン
などと色々なシャッター音が聞こえた。
「やぶぇふぇ・・・!」やめて・・・!
沙織が泣きじゃくる。
それを皆で笑いながらみていた。