第八話。学校は、想像以上に憂鬱だった。隣にいるのは、元友達。私が裏切った人。その私を見る望愛の目は悲しさで溢れている様だった。目が合いそうになるたび、私から目を逸らした。______________辛い。本来ならば、望愛が思う事だろう。でも、私も思ってしまった。私は、我儘で、臆病者でそして_______________卑怯だった。