大人オリジナル小説

Re:    被 害 妄 想 少 女 ... ( No.2 )
日時: 2011/06/03 14:46
名前: ERio...xx ◆2fprVGDylE

>> 001


「おはよっ」


「おはよう」


言葉が飛び交う、───朝。


私は梓、被害妄想癖有。



「おはよう」


私は仲が良い川崎麻子に挨拶をする。


「うん」


───うん、だって、何その挨拶。
もしかして私、嫌われちゃってるのか。麻子、信用してたのに。


嫌われたくない。だって麻子のこと大好きだもん。
嫌いだ何て、言わないよね。
言われたらどうしよう。



「何ボーッとしてんの?」


「うあっ、ううん。何でもないない」


「そっか!」


麻子、やっぱり私の事嫌いじゃないよね。よかった。
一人でそうやって頷く。浮かれてます。私。



ちょっと2年B組に移動してみる。
視線を感じる。
胸が苦しくなった。
私はどうやら嫌われているのかもしれないな…。


では、さらば。



2年A組に戻ってきた。
あ、麻子が話してる。


───私は一人ぼっち。


───苦しい。