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*1*

「侑莉っクラス同じだったよー」


「本当?!よかったーっ」


私は、折出麻奈。侑莉と同じ学校に行きたくて、


小2からずーと、作法や振る舞い方、お嬢様として


頑張ってきた。その結果がでた!!


侑莉は、頭はいいし可愛いし足が長くて、スタイルがいい。


こんな子がいるかって感じの可愛い女の子だ。


だから、ティーン誌の専属モデルをしている。


「キャーーーっ」


凄い叫び声とともに、道が開かれる。


その先には1人の女の子の後ろに何人かの連れ。


その人たちはすくに私たちの元まで来た。


「そこにいると、クラス表が見えなくてよ?」


は……?


「おどきなさいよ、華麗さまに…無礼な!」


本当に、なんなのこの人たち!!


と思っていたら、すっと侑莉が私の手を引っ張った。


「あ、挨拶がまだだったわね。御機嫌よう、私は道明華麗」

















―――――――まだ知らなかった。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　あんな恐怖がまっているなんて...。






-end-