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第11話「いじめの復讐」

あはははははは

あいつらの笑う顔が浮かんでくる




憎い・・・


憎イ憎イ---------死んでほしいほどニクイ

























これは

フクシュウなの。

悪気？そんなものはない


貴方も一度はあるかもしれない

どんどん1冊の本に吸い込まれてゆく

そんなお話を

いじめられていたあたしは

いつも本を読んでいた。

気がつくと夜中になっていることも屡。

いじめも物語のようなもの

人を虐める快感と辛さをつづった物語

これの結末を考えるのはあたし-----





そうかんがえれば楽になれるどころか

気が重くなるばかり


でもいじめのタノシサを感じたい---------！



「あんたみたいなクズは要らない！」

「ｱﾊﾊｯ！ホントホント！」

ひよこ達も、ほら、笑ってる

「だよねぇ、死ねばいいのに！」

あたしの言葉

自分に失望

正気かどうか解らない


ひとつわかるのは

相手がどれほど苦しんでいるか

それはよくわかる

だからいじめるんじゃない

ふふっ・・・ははは・・・


「ねぇみんな！もっと過激なのやらない？」

自分の言葉におびえるあたしが今ここにいる