大人オリジナル小説

Re: あたしは化わる------ ( No.2 )
日時: 2011/06/16 19:05
名前: かがみ☆

第2話「メール」

いつの間にかあたしの口癖は「死ねばいいのに」やら「死にたい」とか

ばっかり想うようになっていた。

そして、困っていたのは-----携帯電話でのいじめだった

メールでやたら来るメッセージ

「お前の裸の写真送ったらいじめやめさせてあげるよ」

毎日同じメールが10件以上くるのだった。

そのたび消す

消す

消す

でもまた

くる

くる

くる

そんな恐怖にもたえ、親には笑顔

そして、学校へ-----・・・


あたしは、誰よりも早く学校へ行く。

大嫌いな学校

1秒でも長くいたくない-----でも-----




「おはようございます」

あたしが挨拶をすると、いつも優しく微笑んでくれる

益田先生。

男の先生だけど、あたしが1人のときに、察してくれるように

「お前のせいじゃない、大丈夫だよ」

と頭を撫でてくれた。

そして、先生もいじめられていたことをいってくれた。

あたしがいじめられていることも内緒にしてくれた。

あたしは“信じる人”ができたんだ-----。

しゃべるときは中庭の人があまり通らない場所。

男の人っていうのであって、少し不安があるが、あたしは先生を信じた

色々しゃべる

楽しくて、時間が過ぎるのなんてあっという間。

「----あ、そろそろ行かなくちゃだな・・・また今度なっ」

優しい笑顔をふりまいて、先生は中庭を去る。


「さてっと・・・あたしも行こう

 嫌だなぁ・・・」

石の上からたつと、カツンと足元で音がした。

「え・・・っ」

そこには黒い携帯が置いていた。

もしかして・・・先生のかも・・・いや、他の先生かも・・・

「と・・・とりあえず中を見ればわかるかもっ!」

あたしは躊躇したにも関わらず、携帯を開いた。

待ち受けだけで、他はすべてロックがかかっていた。

「困ったなぁ・・・メールでも見られれば・・・いや!変態目的でなく!」

あたしは独りであせる。

なにやってんだか。

とりあえず色々な数字をいれる。

「うーん・・・全部あかないなぁ・・・・・・・・まさか・・・ね」

あたしは1201と打った