大人オリジナル小説

Re: 負けない思い ( No.2 )
日時: 2011/07/22 21:45
名前: 雛子  

第二話

私は意味もなくだまされた。だまされたから逃げるって?そんなバカなこと絶対にしない。私は絶対に負けない。何度もそう誓った。誓ったことは守らなければいけない。それが私のルール。

『では今から5時間目が始まります。生徒のみなさんは教室へお戻りください。』

放送だ。早くしないと5時間目が始まっていしまう。
教室に戻らなければ。私は急いで走った。
すると

「きゃ!」

私は鎌倉さん(さっき嘘ついて殴った人)とぶつかった。

私はソッコー誤った。

すると鎌倉さんは

「いった〜い!ひどい怪我したじゃない!あんた最悪。後でおぼいときなさいよ」

鎌倉さんは嘘っぽく言った。このあと苦しいことが起きることはもう知ってる。だけど本当に怪我したの?私は軽くぶつかっただけで怪我などしないのに.....まぁいいや。このぐらい嘘つけられて平気だし。
しかも授業に遅れたら存分怒られるだろうなぁ。授業を受けるのはやめた。屋上で寝るか。と,私は屋上へ上がった。

「はぁ・・・・」

私はため息をつけた。
この後どうすればいいの?私は何度も考える。
先生に言う?母親に言う?それとも自分から虐めをやめさせる?
どうしよう。
そう考えているうちに寝てしまった。
虐めなんて・・・。

私は起きた時すぐに教室に戻った。
何だか顔に違和感を感じる。なんだろう。
廊下にある鏡を見たら私の顔に落書きがされていた。