大人オリジナル小説

Re: 負けない思い  第二期 発動 ( No.23 )
日時: 2011/07/27 16:37
名前: 雛子

第六話

             学校

「おっはよ〜赤桐さん」

わっ柊さん!!どうしよう・・・
まだ瀬名来てない。私ひとりで大丈夫かな・・・。

その時だった。
いきなり柊さんが私と頭でぶつかった。

何いきなり!?
私の頭たんこぶができてる........

「痛いじゃない赤桐さん!!私の頭......許せない!!」

え!?何!?
柊さんが私に近づいてきた。
何をするつもり!?

柊さんは私の制服のリボンを引っ張ってこう言った。

「ただで済むと思うなよ・・・。」

怖い顔でいった。
何で!?私何もしていないのに・・・ぶつかってきたのは柊さんあなたでしょ!?

「そのかわりお代として貴方の体を頂くわ。」

お代!?私の体!?

柊さんは舌をペロッと舐めて言った。

私は聞いた。

「あの・・・柊さん。お代って何?体を頂くって何?」

言っちゃった。

柊さんは怒った顔で

「バカかテメ!!いいだろう。この後からわかる。おい部下ども!!」

部下?
何それ......

        バシャッ

私の頭の上からトマトが2つぐらい落ちてきた。

「あっは汚〜〜〜い!!!あんたの頭血が出てるみた〜〜い!!!」

何で・・・

私は意地を張った。

私は強くこう言った。

「あんたら何がしたいのよ!!もっとやりたければやってみなさい!!このひきょう者が!!」

ああ言っちゃったよ。本当はこんなことを言うつもりじゃない。
もっと厳しく叱ってあげたかった。

私は飛び出して逃げた。