大人オリジナル小説

Re: 負けない思い  ( No.38 )
日時: 2011/07/29 09:49
名前: 雛子

第十九話

「いってきまーす!!」

私は家を飛び出した。

別に家出じゃないよ?学校行くの!!

なんでこんなにごきげんかって?

それはね

あたしを成長してくれることが起きるから。


          *教室*

私は教室を見渡した。
瀬名と柊はまだ来ていないみたい。

来ていないってことは仕掛け?

でも負けないから。

「あ、優奈」

瀬名だ。私は瀬名のことを敵だと確信してるからね。

「来てたんだ。あんたちっちゃくて分かんなかった。」

ちっちゃい?バカバカしいお世話は結構です!!

つか瀬名半目じゃん。

眠いのかな?

「藍おはよう」

瀬名が柊を挨拶してる。

「はいこれ」

柊が瀬名に何か渡してる。

「投げて」

瀬名は卵を私にかけて。


ポタポタ。卵の黄身が落ちている。

汚いけどこんなのへっちゃらだし。

そしたら教室に居たみんなが卵を投げるのを参加した。

「俺も投げた―い」

「私も投げたーい」

うるさい。
うるさい。

「みんなーなげちゃえ〜★」

みんなが同時にたまごを投げた。

やばい卵の黄身が私の目に当たっちゃう。

私は建物に隠れた。

「あそこだ!隠れてる!!みんな投げろ!!!!」

バレた。

私はいままでいじめられた時本気≠ニいうものをだしていなかった。

私の堪忍袋とうとうがきれた。