大人オリジナル小説

Re: 負けない思い ( No.8 )
日時: 2011/07/23 20:44
名前: 雛子  

第八話

わたしはびっくりした。鎌倉さんのウソでも通用するの?
じゃあ私のウソは通用しなんだよね。

「あんた何してんの〜?早く教室戻らないとまた先生に怒られるわよ〜?」

はやく教室に戻らないと先生に怒られる。私は全力で走って教室に戻った。教室に居る皆はわいわい楽しくおしゃべりをしている。

            ポン
私の頭の上から古く汚れた黒板消しが落ちてきた。私の頭は粉で真っ白。ちょっと煙臭い。
私は咳をした。
後ろから誰かが私の背中を足でけった。

「きゃ!」

私はずっこけた。教室の皆は私を見て笑ってる。

凄い恥ずかしかった。

「あんた何こけてんの〜?だっさー!!」

鎌倉さんが私を見て大笑いしている。


          ピシャッ

私の背中に卵が落ちてきた。私の制服は臭く汚れている。

「うっわ〜くっさー!!しかもあんたのせいで教室汚れたじゃん!!そういう悪い子には,お・し・お・き★」

え?おしおき?何?怖い。

「えーい!」

熱くやけどしそうな水をかけてきた。私は泣きそうで,熱い,熱いと何度も叫んだ。