大人オリジナル小説
- Re: 怖い、怖い、でも好き ( No.11 )
- 日時: 2011/07/26 11:13
- 名前: 伶香 ◆J3qVnVGrWg
間違いなく、音野からのコメントだった。
『貴方のクラスの委員長です。
明日の午後7時、日登美女学院の正門で待っていてください』
なんなのだろう。
明日、と言われても昨日のコメントだから、今日。
面倒くせえな、と思いながら学校に行くまでPCをやっていた。
午後7時。日登美女学院正門。
思った通り、音野がいた。
「で、何」
「いや、あのさあ」と、クスクス笑いながらつぶやいた。
「…はっ…はは。あんたのブログに私の事についての愚痴を書いてるなんてさあ…」
「それがどうしたの?」
アンタがそういうことしなければ、あんたの事愚痴るわけなんかないんだ。
「いっや、あのね」
「…何」
さっきと違い、目が鋭くなった。
「…重要な話、貴方を売ってあげた」
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