15歳以上向け小説投稿サイト「大人小説☆カキコ」。超本格派から秘め事・過激な小説まで！

「今夜もお願いします♪」
「感激だなあ。里香ちゃんいっつも僕を誘ってくれて」

援助交際をしている私。売春で、いけないことだってわかってるけど。ちょこっとカラオケに行ったりするだけでお金をもらえるっていうことだから、楽しくてついついやってしまう。
１９歳って嘘をついて、いろんな男の人とカラオケに行く。
それが楽しくて仕方ないんだ。

「里香ちゃんって、お昼とかは何してるの？」
「携帯いじってる。暇だもん」
「じゃあお昼に呼び出してもいいの？」
「それは困るのぉ」

この時に学んだちょっとぶりっ子をすること。
カラオケのときにポテトとかを頼んだ後「これだけでいいからぁ、おごって？」って可愛く言ったり、今みたいに語尾をのばしたり。
それとファッションをロリータみたいにするだけで、今付き合ってる男の人はメロメロにできるんだ。

「じゃあカラオケ入るか」
「うんっ♪楽しみぃ！タカヒコさん、歌上手いから、羨ましい〜」
「そうかなあ？里香ちゃんも…」

バカップルさをアピールして、普通のカップルのようにする。

そして名前は、雨宮美桜、じゃなく、和佐原里香、という名前にしている。

今日も、こいつをメロメロにさせてお金を要求しようかしら。