大人オリジナル小説
- Re: *BLACKring*〜深まる謎〜 ( No.123 )
- 日時: 2011/11/13 12:20
- 名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=tkv7jYr7t6A&feature=related
〜眞人目線〜(↑参照は眞人・敬・美季・恵里のイメソンです;)
俺は、美季と敬と一緒に教室の前に立った
そして、ガラリと開ける。
そこには、誰もいない教室。机一つもない。オンボロ
その教室の黒板に何かを書いている少女の姿があった
カッカッ
白いチョークで熱心に書き続ける。
なにを書いているんだ?
すると、少女の指は止まり、俺たちの方を向いた。
「アレ…?どーしたの?みんな〜…?」
「恵里。行くぞ。」
俺は少女の腕をつかんだ。しかし、少女はふりほどいた。
少女は、俺たちをにらんで「嫌だ〜」と言ってまた黒板に目を戻す
そしてまたいい音を出して書き始める。
ったく…
俺はケータイを取り出し、メールを恵里に見せた
恵里は目を細くしてため息をつきチョークを置いた。
「わかった〜…いこ〜…」
恵里はゆっくりと教室の出口へと歩き出した
「まって、恵里。聞きたい事があるの」
美季が恵里の腕をつかむ。
「なぁ〜に〜…?」
美季は冷たい目線で問いだした
「アンタさ、双子の妹がいたじゃない?」
「うん…杏里だよぉ〜…」
「そうそう。その杏里ってBLACKringとの対立の団、redmoonの一人じゃない?」
美季の言葉を聞いた瞬間、恵里は顔を色変え下を向いた。
「……そう…だよ?」
美季は「ふーん…」と小さくつぶやいて恵里の腕を離した。
恵里は隠れて目をこすって、教室から出て行った。
俺は横を通り過ぎようとする美季に耳元で囁いた
「おい…恵里にそんな事言ってやるなよ……あいつ、杏里の事が大好き
なんだぜ?なのに…敵だからってすげー気にしてるんだよ…」
すると、美季は…
「だから何よ?仲間は仲間で敵は敵じゃない?それをどうしろというのよ
そりゃ、redmoonのほうが、人数は多いし、強いわよ。だからって
真実は変えられないのよ?それとも何?全面戦争でもしたいの?
ふざけんじゃないわよ。」
そう吐き捨てて教室から出て行った
まぁ…ごもっともだがよ……恵里の気持ちをわかってやれよ…
敬は「あ〜…サッカーやりてー…」なんて事を呟いていた
ヤル気あんのか?
俺はまた敬を引きずって恵里と美季の後を追った
〜☆★〜(燈香莉目線です)
私の名前は燈香莉……
やっと、BLACKringの基地から出てきたの…
毎日、毎日、あんな狭い所に閉じ込められて…
もう体力も限界だった。
だから、体力を回復して、部屋のドアを壊したの
私は…どうして捕まるの…?
リンは『私は必要な要素』っていつも言う。
だからって…私の自由を奪わないでよ……
ずっと、外に出て自由に生きるのが夢だった。
ほぼ、3週間日度は脱走するけど今までで一度も、自由になった事がないの
だって体力が回復したら脱走して最後は結局捕まっちゃうから…
だから…絶対今度こそ、捕まらないぞ!夢をかなえるために!
でも…これから何処に行こうかなぁ?
BLACKringに見つからない場所……
あ…そうだ!
真海ちゃんって言う子がいる病院に行こ!
前、リンが『真海ちゃんにあいに行こうかなぁ…』
って言ってた気がする!!
よし!とりあえず、前言ってた【○×病院】に行こっと!
真海ちゃん…どんな子だろう…