大人オリジナル小説

Re: *BLACKring*〜コメたのもぉー!〜 ( No.131 )
日時: 2011/11/20 13:30
名前: 愛歌 ◆mkSlAKVcCY

〜眞人目線〜

俺たちは靴をはき、昇降口を出た。

寒い風が俺達の体中を冷やす。

「さっむ…なによこの気温…」

美季が小さくつぶやく。

俺はケータイを開いて今日の気温を見た

すると固まった。(寒いからじゃないぜ☆)

は、は、は、8℃…………!寒すぎるだろ!!

ったく!教室の方がずっと暖かいぜ!ストーブ付いてるしよぉ…

燈香莉め…こんな寒い時期に脱走はやめてくれよ……

こりねぇ奴め!

空を見上げると青くて雲ひとつないまっさらな空だった

俺たちはしぶしぶ歩いて落ち葉を踏みつけながら歩いた

そーいえば……久留巳、上手くいってるかな…

あいつ、redmoonにスパイに入ってから帰ってこないし…

ちょっと心配だぜ。

すると、何かピンク色の物体が屋上から落ちてきた

「何だあれ…?」

敬も気付いたようで上を指差す。

ん?

俺が上を見上げた瞬間!

ベシッ!

「んげふ!」

「ああーー!眞人ぉー!!」

いってぇー!

なんだ!?なにが起きたぁ!?

俺は顔に落ちてきた物をつかむ

クシャ。フワッ。

「?」

袋…?でもなんかすげぇー、柔らかい。

しかも苺のいいにおい。

俺は落ちてきたものをつかんで床にたたきつけた

べぢ!

…………?

「イチゴパン…?」

しかも食べかけ…

そこには購買で大人気の超おいしい苺クリームパンが無残な形で

床にたたきつけられていた。

敬はそれを見て大爆笑。美季は無反応。恵里はイチゴパンを突っついている

俺は屋上を見上げた

「きっと、誰かが放り投げたんだろうな…」

そう呟いた。っていうか、投げるとかアホじゃね?