大人オリジナル小説
- Re: 〜〜*私達の戦争*〜〜 ( No.155 )
- 日時: 2011/12/10 11:35
- 名前: 菜々希 奈菜 ◆mkSlAKVcCY
- 参照: ――元*愛歌――
(真海目線…?)
私はあのまま、気を失った。
良くわからない現実についに気を失ってしまったというのが正確。
まだ捕まってた時の記憶しかない。眞人君に連絡…?
されてから、数分たち、桜見公園の目と鼻の先に誰かが走ってきているのを
確認した瞬間、意識がぷっつりと消えた。
助かったと思わず、かといって助かったと思わなかったこともない
真ん中で不思議な気持ちだった
心の奥で眞人君だとおもったから……
でも、
結局、私の頭の中は疑問で沢山になってしまった。
いったいどうして私は捕まったのか?
いったい走ってきてた人は誰だったのか?
良くわからない。何故こんな現実があるのかもわからない。
それに……私は……………………
〜☆★〜
……………………
「…っ…?ん……」
私の瞼はゆっくとゆっくりと開いた。
開いた目の隙間からは明るいけどオレンジ色の夕陽の光が病室のカーテン
の隙間から美しく漏れていた。
白い病室で、暖かいベッド。そして……
「あっ!真海ちゃん!起きたのね!?」
私のぱっちりと開いた目はあの私専属の看護師さんだった。
それ以外、誰もいなかった。
「え……?」
私は片手で目をこすりながら思い体をもうひとつの片手でゆっくりと
起き上がらせた。周りを見ると看護師さんしかいない。
頭の中に浮かぶ「眞人」の字。私の3回目の恩人。
そうだ…眞人君は……?せっかく助けてくれたのに……
「ね、ねぇ…看護師さん…」
「なにかしら?」
「ここに…眞人って言う男の子来なかった…?」
「え?眞人?う〜ん…眞人眞人……」
看護師さんは必死に頭をひねってさっきまでの記憶を思いだす
「えーと…眞人って言う男の子は多分来てないわねぇ…」
え…?じゃあ私どうやってこの病室に…?
「でも、真海ちゃんを抱えてきた男の子は来たわよ。名前は言わなかったけど
《すぐに部屋に運んでください》って。なかなかかっこ良かったわぁ…
真海ちゃん、あんな素敵な男の子と知り合いだったなんて…
羨ましいわぁ〜〜」
私はその言葉を聞いた瞬間、やっぱり、眞人君だと思った。
「そ、その男の子って…黒髪で背高くて、なかなか顔立ちが良い男の子!?」
「え、ええ。そうよ。なぜか男の子のきていた服に血が付いていたのが
印象的だったわねぇ。たぶん、こけたんでしょ」
!!!!
血……?
私の頭のなかにさっきの状況が浮かんできた。
やっぱ、り…あの走ってた人は眞人君だったんだ……
看護師さんは何か言って病室を出ていった。
看護師さんの姿も、声も、耳にも視界にも入ってなかった
怖いけど、何故がおかしな気分…
不思議な気持ちに自分の心は包まれていた。
あのじゃあ奨菟は……?
奨菟はどうなったんだろう……?
嫌だったけど心の奥で〈死んでほしくない〉と言う感情があった
だけど…もう……会いたくない…………
そう願ったのに、またあってしまったのは不運中の不運なんだ
まだ事件は…解決してなかったんだ。
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やっと、よくわかんないけど奨菟と真海と眞人編前半終わったぁ。
書いてたくせにわけわかんね〜笑